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ざっと概略、の中禅寺湖編。

ざっと概略】の中禅寺湖部分。

午前中のガイドが終わったあと、ガイド仲間が送ってくれるという言葉に甘えて中禅寺湖を縦断。

130524_kisen
湖上から眺める新緑も素晴らしいので、中禅寺湖機船やモーターボートなんかも良いねぇ♪

渡った先は梵字岩のある入り江。
130524_bonjiiwa
ここの入り江の雰囲気もまた素晴らしい。

そこから千手が浜に向けての間はアズマシャクナゲが多いエリア。
昨日も書いた通り、あまり花の数は多くないのだけど、
130524_nangan_syakunage
部分的にはこんな景色も。

ちょっと足場が悪い場所もあって・・・
コース状況は、Mr.Jo-Joが詳しく書いているので割愛。

木々の隙間から除く青い湖水がとても綺麗で、
130524_tyuuzenjiko
白砂と相まってグラビア撮影とかもできるんじゃないかって感じ(笑)

そんな感じで南岸から千手が浜へ。

130524_kurisou
千手ヶ浜では、早くもクリンソウが開花。
とはいっても、まだごく一部の一段目。
全体的には、花茎が伸びていないものが多いので、見頃には…10日くらいはかかるかなぁ?
ただ、見頃になると激混みで身動き取れなくなるのが…
見頃になりましたっ!っていう報よりも早めに動くのがオススメ。

130524_nirin_sentou
今なら足元にニリンソウやセントウソウが可愛らしく咲き、

130524_zumi
来週半ばにはズミが見頃になっているだろうし、クリンソウばっかに拘らずに他のにも目を向けて欲しいなぁ。
今年は、ズミの蕾が結構多いから、当たり年になるかもよ?

当たり年といえば、実はひっそりと当たり年だったものが…
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この写真に映る、なんだかわからないコロコロしたもの。
これ、ブナの花でさ、ブナもイヌブナもかなりの当たり年だったみたい。
秋に歩くのも楽しいかも♪

そこから北岸に足を運ぶと、今が見頃の筈のトウゴクミツバが…
130524_hokugan_hikaku
この写真、去年の4枚目と同じ場所なのが判る?
別に開花のタイミングを間違えているわけじゃないんだ。

130524_mitubatutuji
場所によってはご覧の通りだからさ。
去年みたいに、【一面のミツバっ!】ってのは望めないけど、これはこれで味が合って良いのではないかな?

130524_siroyasio
対してシロヤシオはご覧のように。
株そのものが多いわけじゃないけど、花付は悪くない。
背後の白いのも全部シロヤシオの花だからね?

トウゴクミツバもシロヤシオも、この週末から週明けが見頃の期間だと思うな。

で、それが終わりかける頃には
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今度はヤマツツジ。蕾の付きは良いようだから、こっちは期待できそう♪

でも、やっぱり今のイチオシは…

130524_sinryoku
この柔らかな新緑!

130524_kibitaki
森に響くキビタキの声を聴きながらのお散歩なんていかが?

ちなみに、聞こえてくるのは野鳥の声のみならず、エゾハルゼミの声やカジカガエルの声なんてのも。
目に耳に、散策が楽しい季節だねぇ♪

狙った獲物を…

湯ノ湖のシャクナゲは、普段なら蕾全体が赤くなってから凡そ一週間で見頃。

中禅寺湖のシャクナゲが見頃になったっていうから、間もなく??
130523_syakunage1
あれ??
なんか、開花している個体が沢山?
というか…
色が抜けてきている様な・・・
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いや、蕾もそこそこ残っているし、きっと日差しが終わった時間だったから…

130523_syakunage2
じゃ、ないよなぁ。この色は。。。

こりゃ、タイミングを逃したか??

お客様情報だと、中禅寺湖北岸ではトウゴクミツバよりもそろそろシロヤシオが綺麗になってきていたっていうし…

今週もやたらと暖かかったからなぁ。

明日の午後に行けないと、北岸へ行けるのは…火曜日以降か。

動けずにいるうちに、狙った獲物がドンドン逃げている感が(汗)

湯ノ湖と中禅寺湖のアズマシャクナゲ、中禅寺湖北岸のトウゴクミツバにシロヤシオを見るなら、今週末を狙ったほうがいいんじゃないかと思う。

東へ西へ桜にヤシオ

前回アカヤシオの様子を見に出かけたのが、4/30.
その時にはすぐに咲くと思ったのだけど、その後の記事にも書いたようにやたらと寒く…

130510_kegon_sirakumo
ようやく明智平のアカヤシオが見頃に!
なったんだけど…やっぱり傷んじゃった。

130510_kegon_yasio
うまく狙えばそれっぽく撮れるは撮れるんだけどね。

130510_tettousita
いつもの鉄塔下も、現地でみるとちょっと傷みが目立つ。

130510_skyline
スカイラインの方は、寒波の襲来が蕾がほころびる前だったのか、傷みは少なし。
週末以降なら、こちらの稜線沿いの方が良いのではないかなぁ?

あとは、中禅寺湖北岸の赤岩のあちこちに見ごろとなったアカヤシオの姿が。

え?タイトルにあるでしょ? 東へ西へって。
中禅寺湖の東と西とに様子を見にいったのさ。

アカヤシオネタはこの位にして、今度は桜へ。

130510_boathouse
・・・ここの蕾が綻びたのは、5/6だった気がするんだけど、9日には既に満開状態に。

130510_oodaira
下りイロハ坂の入り口、大平の辺り。

130510_tyuuzenji
やっぱり個体差はあるけどね。
手前には蕾が残るけど、右奥に映っているのは全開状態でしょ?
ここは中禅寺湖の東岸。

では西岸はというと、
130510_senju_sakura
千手ヶ浜の桜がこの状態。

130510_senju_sakura_up
アップで見るとこんな具合で…
週末には満開になるんじゃないかな?

最後は栃窪のオオヤマザクラ。

130510_totikubo
流石に、ここはまだ蕾。   

   

ん~・・・
ここ3日ばかりの初夏のような陽気で爆発的に開花が進んだなぁ。
栃窪も来週半ばには良い具合になりそうな気もするんだが…

2009年 栃窪
2010年 千手ヶ浜
2011年 栃窪
2012年 栃窪・千手ヶ浜

例年ならトウゴクミツバが咲く頃に見頃なんだよなぁ?
今日ミツバの蕾を見たっけかなぁ?
見落としたか??

今年はさっぱり判りません…

明智平アカヤシオの様子見

今年は開花予測が覚束ない。
なら、やっぱり現場に行かなきゃでしょ。

ってことで、
130430_asobimasyo
みんなして行ってきました。

130430_hananekonome
途中、ハナネコノメが咲いていたり、

130430_sagasu
朽木の隙間を覗いてみたり。

こんなところを覗くと、
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こんな黒くてテカリのある物体や、

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カニムシなんかが出てくることも。
前見たのと随分とサイズが違うもんだなぁ。

明智平のアカヤシオの状況はどうしたって?
あんま載せたくないんだよなぁ…

だってさぁ…

130430_akayasio2
日光市内はイマイチだったらしいけど、花つきも悪くないし、

130430_akayasio
間もなく咲きそうなんだもの…

あと4~5日で見頃になっているんじゃないかと。

ってことは、GW真っ最中じゃ~ん[E:despair]
写真載せたら混むじゃ~ん[E:sad]
行けないじゃ~ん[E:weep]

アカヤシオの咲き具合を予測

毎日道路ネタばかりってのも飽きるので。

そろそろ気になるアカヤシオの咲き具合。

4月中旬に見頃の報があった霧降滝は

130427_kirihuritaki
流石にダメだな。
例年なら今頃がここのアカヤシオのピークなんだけど、

130427_mitubatutuji
観瀑台へと続く歩道沿いでは既にトウゴクミツバが咲き始めたり、

130427_ookamenoki
オオカメノキが咲き始めたり。

昨日の時点でアカヤシオが見頃だったのは、
130427_houtoutaki
剣ヶ峰の方等滝のあたり。
(仲)も言っていたけど、今年はアカヤシオがイロハを上がっている気があまりしないんだよなぁ…

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そのくせ、菖蒲ヶ浜の近くでは開花が始まっているし。
(ちゃんと開いた花は、レンズと枝の関係で撮れなかったので綻び画像)

なんて事を、日光市内からのアルバイターJKに教えたら

「え~っ!市内でも今年見てないのにぃ。」だって。

やっぱり何か妙な感じ。

となると、気になるのは明智平周辺のアカヤシオ。
130428_meyasu
例年なら、この個体が見頃を迎える頃に明智平周辺が見頃になる。

なるのだが…
最初は=>例年より半月早いな。
4/25には=>例年より一週間早いな。

そして、その後の湯元は雪&寒い。

菖蒲の個体は、4/25に見た時に(週末には咲いていそう)と思っていたのだけど、その時の感覚から二日分くらい遅れた気がするし。。。

・・・ダメだ。さ~っぱりわからん!
お手上げです(苦笑)

2of3 明日は低公害バス運行再開日

【件名】なのですよ。
でもさ、最近アッチ方面の情報が何も出ていないからさぁ…

なんか面白いもん無いかと、菖蒲ヶ浜⇒千手ヶ浜⇒西ノ湖と歩いてきたわけさ。

朝方投稿したように、現在菖蒲ヶ浜から入って2~3分の処に、くぐれば通れる程度の倒木が出ている。
それ以降は千手ヶ浜まで、通行に支障が出るような倒木などは無し。

高山を歩いた時に見つけたミズナラの大木(最後の画像)も
130425_kumakubo_bakkai
処理がなされて通行可能。

千手ヶ浜から西ノ湖バス停間は、ビックリすることに歩道への倒木が処置済みの1か所しかなかった。
130425_gap
こんなにアチコチ倒れているのに、不思議なもんだ。
しかし、こんなに大きなギャップが開いても、森が若返る事はないんだろうなぁ。。。

130425_sainoko1
で、気になる西ノ湖はと言えば。

130425_sainoko2
ん~…少ないなぁ。
去年のGWは西ヶ浜への歩道でアズマヒキのガマ合戦とか見られたんだけど…
毎年、これから水量は増えていくはずだけど、今年はどの程度の変化量を見せるのか??
多少参考になりそうなのは、去年の記事とそのリンク先。

・・・しまった日付が変わった・・・
準備した画像ベタベタ貼っていると時間が無いので、今日見たものをメモ書き程度だけどざっと。

130425_akayasio
間もなくアカヤシオが開花しそう。蕾が多い気が。
V:ビンズイ、ニュウナイ、ホオジロ;アズマヒキ
S:ルリビ、ニュウナイ、エゾムシクイ、センダイムシクイ;ヤマアカ

花…タチツボスミレ、

130425_iwanekonome
イワネコノメ?、

130425_karamatu
カラマツ♂♀、マンサク、ハルニレ、フッキソウ(蕾しか見なかったが匂うので咲いている個体もあると思 う。)

130425_siuri
シウリザクラ展葉開始
クロサンショウオ卵塊
キベリタテハ、エルタテハ、クジャクチョウ、ツチハンミョウSP、ユスリカSP(まとわりついてうっとうしい)

そんなこんなで、低公害バスを行動軸にはめ込むと、いろいろと面白いものが見られると思います。

130425_teikougai
それに、今季からNEWわたすげ号も運行するしさ♪
(今となっては今日だけど)明日の運行開始日には、記念品もくれるってさ

今夜の更新はここまで、かな。

未使用画像s

またも集まりました、テーマに合わずお蔵入り目前の画像たち。

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まずは湯元で見かけたこちら。
一見蛾に見えるのだけれど、れっきとしたチョウ。
春に現れるミヤマセセリ、のこれはメスだったな。

戦場ヶ原を車で走行中、直上をノスリが通過し慌てて停止。
その後の1コマ。

130414_nosuri
先に止まっていたのは羽に傷みの無い個体で、後から来たのが右翼の一部が傷んでいる個体。 

130414_nosuri_2
先にいた個体。

130414_nosuri_kesson
後から来た個体。
交尾でオスメスかと思ったんだけど…
違いがようわからん。

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高山で見つけたツチハンミョウ。
Boy meets Girl!

かと思ったら、
130415_tutihanmyou2
興味無し。

130415_tutihanmyou3
片や、ハブられる奴もいる。

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今朝の湯ノ湖畔。
綻びかけたニワトコの芽。

ね?テーマ性とか無いのよ。
結構、こんな感じでお蔵入りになるネタが多かったりするのです…

特派員β 日光桜便り

春の嵐が吹き荒れた翌日。

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湯元では雪が降ったり、池が凍ったり。

でも、日光市内に降りると、そこには春が!
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むしろ既に見ごろ?
画像の桜がある高田家のご主人の話では、例年よりも10日程早いそう。

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近くの大杉神社虚空蔵尊の枝垂れ桜も
かなり開花が進み、およそ七分咲きといったところ?

130408_kokuzou2
こちらは予想通り、週半ばには見ごろを迎えていそうで、やっぱり例年より10日程早いかな?

この二つは開花が早いほうで、まだ蕾のものもあるので、これからの日光は各所で桜の花盛りとなりそう♪

間もなく弥生祭で、それが終わると、東町の日光桜回遊
他にも市内では、田母沢の枝垂れ桜・含満ヶ淵、輪王寺の金剛桜と続き、下旬のイロハ坂、GWから5月半ばの中禅寺湖畔・湯元、そして白根山の6月半ばまで、4月初旬からおよそ二月続くのでありますっ!

今日の一言!
お花見をしそびれた方、し足りない方は、どうぞ日光へ!

今日の二言!!
今後、たまにこんなタイトルの記事が出るかも?

日光桜回遊

戦場ヶ原を歩いた後、そのままイロハを下り、市内で花巡り。

まずは、馬返しのダンコウバイ。

130404_dankoubai
こんな写真を昔から貼っていたら、あの角度はあり得ない的なことを言われたので…

130404_dankoubai2 
ありえ“そう”な画像をw
奥に見えているのもダンコウバイ。
3月半ばには咲き始めていたので、個体レベルだとちょっとピークを過ぎている感じがあるんだけど、景色としては結構いい感じ。

で、こんなものを見つけたら、向かい側も合わせて覗いてみるとサクラが今まさに見ごろ!

130404_husazakura

お花見をしそびれた人は、こんなサクラを見に日光まで足をお運びください。

・・・という懐かしいネタはともかくとして。

日光市内にはアチコチ良い桜があるんだ。
今日も市内の虚空蔵尊の枝垂れ桜の様子を見に行ったら、

130404_kokuuzou_sakura
綻びかけて、今にも咲かんとするところ。
週明けから週半ばごろには、いい感じに咲いているかも

そんな市内は東町(神橋から日光駅)の桜に光を当てんと、日光桜回廊なるイベントが行われます。

期間は、4/20~4/30.
その期間には、東町の飲食店や物産展などで、桜にちなんだ季節限定商品も並ぶ予定だそう。
お店によっては若干期間よりも長くやるところもあるそうだけど、基本的には季節限定。
このチャンスを逃すと、次は無いかも!?

詳しくは、日光桜回廊 にて。
いい感じの桜の立地図もあるから、東町の散策のお供にどうぞ♪

・・・個人的には、例年輪王寺の金剛桜が終わるGW終盤まで引っ張っちゃえばいいのにと思う・・・

いってらっしゃい!ようこそ!

130331_akayasio
ちぇっ。
今日はもうちょっと爽やかな画像が撮りたかったな…

今年の調子なら、そろそろ咲いているんじゃないかと思ったんだ。
今年も東武日光駅前のアカヤシオが開花。

過去の様子を見てみると…
2008年4月5日 ほぼ満開(以後無し)
2009年4月5日 開花直前 その10日後
2010年、2011年 駅前記録無し。
2012年4月11日 開花目前 およそ半月後

今年の4月は市内が忙しくなりそうだ。
明日から霧降のセンターが開所の予定だから、そっちからも情報が発信されるようになるはず。
開所に合わせて明日行こうと思っていたんだけど…
4/1~3は動けそうもないや[E:down]

一方、湯元でも早い春が。
スキー場は予定より一日早く営業終了。
スキー学校の先生達から、ツチハンミョウが現れたっていう知らせが入ったり、支配人代理からは
130330_yamaaka_rankai
早くも卵塊を見つけたって情報が入ったり。

ま、今日で3月も終わり、明日から4月だものねぇ。
春なんだわぁ…

そして、今日で3月が終わり、明日から4月ということは。
年度の変わり目でもあるわけで。。。

流石にちょっと淋しいかな。
それに、なんだか自分だけが足踏みをしているような気がしてしまうし…
いつまでたっても道筋をつけることさえできない。。。

なんていう、オイラの感傷はほっといてw

旅立つ人たちには、蕾が花を咲かすよう。
新たな人たちには、卵から大きく育つよう。

感謝と信頼と期待を込めて。

早春ストーキング

明日は事務仕事が確定してしまっているので、もう一ネタ。

~~~~

流氷を見た後は中禅寺湖に向かう。

そろそろ、東岸のマンサクが満開になっている頃なんだけどなぁ…

130326_mansaku
う~む…満開なのだが、昼になっても日差しが花に当たらない…
白根の白さと、マンサクの柔らかな黄色を対比させたいのに色が出ない。
午後の方が良いのかなぁ??

久し振りに冷え込んだ前夜の証拠が湖畔のアチコチに。

130326_florentins
湖畔の砂が固まり、フロランタンちっくなw

130326_koori_filter
殆ど素通しの様な氷のフィルター。

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春先の中禅寺湖の水はとても綺麗なのです。
おもちゃのボートとか浮かべたら、空中浮遊しているような面白い絵が撮れるかも。

なんていう早春の清々しい中禅寺湖で…

130326_itatai

130326_kohan
たまたま見かけてストーキングww

ストーキングされた(りょ)が何を撮影していたかは、博物館のブログで。

うん、やっぱり他の人と歩くのは、目線が違って新しい発見があるな。
相手を知っていれば、あまり気を遣わなくて済むし、楽しいなぁ♪

…楽しいんだけどなぁ…。

春、かぁ。。。

巡る季節

130311_mansaku
案の定、中禅寺湖北岸ではマンサクが花弁を伸ばし、満開状態に。

東岸はどうだろう??

歌が浜からトコトコと進むと、

130311_doitutouhi
おやぁ? これってば、ドイツトウヒだよなぁ??
湯元から運ばれてきたって考えるには、ちょっと遠い。
ここに落ちているって事は、この辺にも植林されてるのか??

130311_mansaku_itatai
イタリア大使館前でも一応開花。

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波の煌めく中禅寺湖畔を歩くと、ヒガラ、コガラ、ゴジュウカラの囀りに混じって、ルリビタキの声が。
そう言えば、土曜日の星あかりの時もフクロウの鳴き声がしていたっけなぁ。
春だね、春♪

130311_huyunonagori
かと思えば、足元には未だ冬の名残。

この季節の中禅寺湖は、南の海かと見紛う程のエメラルド色に透き通る湖水が美しく、

130306_tyuuzennjiko
稀に訪れる風の無い日には綺麗な水鏡。

130311_tyuuzennjiko
そんな湖畔をボケ~っと歩いていると、近くをタヌキが走り抜けたり・・・

冬が終わり、また春が来る。季節が巡る。
毎年毎年この景色を見て、変わり映え無く「いいなぁ」と思っている。

それってきっと、とても素晴らしい事なのだろうな♪

急激に春。

今日は(今日も)暖かかった~!
今日最初の仕事は・・・

130309_yutakikaidan
湯滝の階段の氷剥ぎ。
まぁ、正確には仕事前にご飯を食べに行って、ご飯が出てくるまでの間にやっているから、ボランティア?

130309_yutaki
これから、春になると湯滝も観光客が増えるからねぇ。

で、急激に暖かくなったなぁと思いながら、3月5日に様子を見に行ったときには、剣ヶ峰でようやく綻んでいたマンサクの蕾。
その時は、中禅寺湖畔はまだ綻ぶ気配も無かったのに、

130309_mansaku
今日は、いつもの場所がこんな状態。
明日には花弁が伸びてるんじゃないかなぁ?

過去の記録を見ると…

2012年 3月8日
2011年 3月22日 (この年は地震で動けなかったので、開花確認ではない。)
2010年 3月3日
2009年 3月9日
2008年 3月15日ごろ?
2007年 3月6日

多少タイミングを外している時もあるけど、開花タイミングはほぼ例年並かな?

その暖かくなった奥日光の夜に
130309_hosiakari
満天の星空を眺めて、本日のお仕事終了~。
星あかりは、3月の毎週土曜日に20時から三本松駐車場でやってます。
とくに参加範囲設定はしていないので、良かったら遊びに来てね。

さて。
この下はオイラのお仕事じゃないし、出遅れた感が満載なんだけど、一応記載。
(やっぱこの辺がノンオフィシャル個人の限界かなぁ。)

~~~~~~

春になると4月の開通に向けて除雪の始まる金精道路。
今年は、雪崩がアチコチで出ているので、ちょっと早めに始まるみたい。

それに伴って、スノーシューの石楠花平コースが3月12日から通行禁止になるそうです。

って言われても、『そもそもスノーシュー”コース”ってどこやねんっ!!』
的な突っ込みを入れている方を、WEB上でお見かけしているのですが・・・

諸般事情がございまして、大っぴらに出来なかったのです。
ごめんなさい。(←なぜオイラが謝るかは知らんが)

そぞろ読者の皆様はお気づきかと思いますが、オイラの冬季活動の覚書、ここにある地図がスノーシューのコースマップです。
で、このマップの緑色のラインが石楠花平コース。
今回通行止めになるのは、道路が利用できなくなったからなので、③~石楠花平の間(のはず。)。

赤の金精沢、青の小峠コースは3月12日以降も利用可能です。
但し、地図を見て貰えば解る通り、金精沢コースは金精道路の直下を通っている事が間々あります。
こんな風に、除雪の雪(というか、雪の塊)が飛ばされてくる可能性が充分考えられるので、通行の際は十分にご注意を。
(説得力に乏しいというので、リンク追加。氷の弾丸。)

そして、春が近づいて暖かくなったという事は、全行程において雪崩れの危険があるということ。
これも十分にご注意を。

あ、あかい・・・

今日はオツカイで今市まで。

130305_mansaku_kengamine
下りイロハの剣が峰では、マンサクの蕾が綻び春の訪れを教えてくれる。
でも、画面上部の白い物は雪で、

130305_hannyataki
般若滝には、いまだ大きな氷柱が残り、冬と春との間の季節を行ったり来たり。

帰りに博物館に寄り道をして、ちょこっと買い物をしたら…
130305_kinenkouka
お釣りが地方自治法施行60年記念硬貨だった[E:happy01]
眠り猫をあしらったデザインが日光らしいね[E:wink]

って、オイラ硬貨集める趣味ないんだけどな[E:sweat02]

記念硬貨を貰いそびれた人がいたら、自然博に行くと入手できるかも。

ここまで来ると、『タイトルはなんなんだ?』って思うでしょ?

山を降りたでしょ?
日光で有名なものがあるじゃない?

130305_suginamiki
そう、日光杉並木。

これが、日射の下で見たらさ?
130305_suginamiki2
えっと、スギってさ・・・常緑樹だよね?
春だもの、紅葉とかしないよね??
なんで、赤味を帯びて見えるのかしらぁ[E:sad]

130305_sugi_akai
花粉充填率120%って感じ?[E:shock]

奥日光にはスギが無いから忘れがちだけど・・・
スギ花粉の飛散量、去年の2倍だって!?

花粉症でお悩みの方は、奥日光に逃げてくるのが良いかも。
杉並木抜けなきゃならないけど・・・

もっふもふ

昨日は戦場周辺を歩いていたのだけど。

泉門池にて。

120907_sarasinasyouma
こんなにサラシナショウマあったっけ??
試験管ブラシみたいにモフモフだから、あれば気が付きそうなんだけど??
ちなみに、このモフモフの香りは結構好き♪

120907_sugitakemodoki
湯川沿いではスギタケモドキ、だよな?
この柄も見た目モフモフ感。
このキノコを見かけるたびに、何かのキャラクターを思い出しそうで…
思い出せない。。。 ん~f(==)

120907_keyamaukogi
とうに終わったかと思ったけど、まだ咲いていたケヤマウコギ。
雄しべが飛び出し、もふもふなシジミチョウのお腹にタッチ。

足元にはこんなもの。

と言いつつ、この先は閲覧注意。

いくよ?

120907_ringodokuga
純白なリンゴドクガちゃん♪
でもやっぱりこのもふもふには触れず。

120907_oomizuao
ヒメヤママユほどじゃないけれど、毛が目立つオオミズアオの幼虫。
ちなみにコイツらの糞ってば、あるものを彷彿とさせる。
実物見ると一発?だと思うんだけど、写真でも伝わるかなあ?

ここまでは毛シリーズ。
でも、今回気になったのは・・・
120907_gayoutyuu
毛の無いこの子。
鱗翅目の幼虫だと思うんだけど、このサイズから羽化すると結構大きくね?
蝶よりも雰囲気は蛾っぽいんだけど・・・
なんだろ??

なんだか、この時期は幼虫系な話題が多い気がする(笑)

戦場ヶ原、秋模様

今日は、戦場・小田代エコツアーの日♪

・・・だったんだけど、雨でキャンセルに[E:rain]

ま、そのお陰で懐かしい顔に再会出来たけど[E:happy01]

元気そうで何より。経験も活きてるじゃない[E:smile]
遠くから応援してるゼ~[E:good]

そんなわけで、今日の写真を載せようと思っていたけど写真が無いので、クマ狙いの日の画でざっと紹介。

120831_akinohana
今の戦場ヶ原は、アキノキリンソウや

120831_akebonosou
アケボノソウ

120831_umebatisou
ウメバチソウなどの秋の花々ばかり。

120831_ezorindou_mankai
ちなみに、戦場ヶ原の秋の花の代表格、エゾリンドウはこれで満開[E:fullmoon]

120831_yukawahodou
いやいや、9月になったばかりだけど、

120831_miyamazakura
もう秋が来ているんだわ。   

120831_syuukei
この日は青空で、木道で写真撮っているとメチャメチャ暑かったけど、今日は雨で最高気温が18度程度。
今日は半そで短パン、ミニスカなんて人達は軒並み寒そうで。
18度っていうと…東京なら暖かい11月ぐらいなのさ。

奥日光へお越しの際は、体温調節が出来る格好でお越しくださいな。   

未使用画像s

森コン終了~!

Sh3h0211
後輩ズも見事笑いを取っていたようで。
終了後に反省会を行う程の熱の入れよう(笑)

ガイドやら森コンやら(と、オイラの体力的な?)で使用されることの無かった画像たち。
タイムリーさは無いので、参考程度?

120819_sainoko
8月19日は元々戦場・小田代予定だったのだけど、他に参加者が無く、たっての希望で一日コースに変更。
15日にはぬかるみだった場所も、乾きかけていて数日でも変化するのだなぁと実感。
でも、15日に比較用の画像が無い。

水位が減ったおかげで。
120819_itokinnpouge
イトキンポウゲが見られるように。
今年は見られないかと思ってた。

・・・のだけど。その後の話で、このイトキンポウゲがある辺りで子供たちの集団が走り回っていたそうで・・・
見ている限りは一年二年は大丈夫だと思うけど、数年続くとどうなるかなぁ??

120819_marubadakebuki
千手が浜付近は、マルバダケブキ・キオンで黄色。
部分的にカリガネソウが混ざる。
景色としては綺麗なんだけど、微妙・・・

120819_aodaisyou
この日は、久々にあざみ橋の横でアオダイショウがいたり、

120819_osu_kojika
1002号の際にシカが来てたっけ。
オスと小鹿も一緒に行動するんだなぁ。

120825_akajimu

変わってこちらは、25日のガイド中。
というか、ガイド早々に出てきたアカジム?
ジムはジムだけど、市松ないんだよなぁ。

この日の行先は刈込湖だったのだけど、しばらく行っていなかったので、一応22日に下見。

120822_awahukimusitake
途中で見つけたこんなもの。

120822_awahukimusitake2
実はこんな風になってまして。
アワフキムシタケっていう冬虫夏草の一種。

ってなことを、ちょうど古巣が同じ切刈で行ったキノコウォッチングのイベントの写真を参考に探しあて、ネタに転用。
しかも当日に、さも発見したかのように演出しつつ説明。

ま、あとでお客様にネタばらししたけどね(笑)

120822_hikarigoke
他にはヒカリゴケとか

120822_itokinpouge
やっぱりイトキンポウゲとか

120822_itokinpouge_tubomi
その可愛らしい蕾とかとか。

120822_manjou
こんな瓶とか。
野田醤油株式会社の純良無比なる特選焼酎、まんじょうの瓶。
調べてみると、いつぞやのルービンリキには及ばぬ物の、昭和初期と推察される年代物。

なんてものを見つつの刈込ツアー。

120822_karikomiko
7月以降雨らしい雨は殆ど無いので、刈込湖畔も水量は随分と減っていたな。

他にも未使用はあるけど、とりあえずこんなもの?

さてと、明日は歩荷だ。
寝なくっちゃ。

マス掴み取り、中日。

鱒の掴み取り、初日と3日目のレポはあれども中日が無い。
その日はガイドに出ていたもんでさ。

120813_kion_gunraku
キオンが見頃になったなぁ。

そぞろ読者の方なら、この画でお気づきの方もいるとは思うけど、

120813_oyatu
行先は庵滝。
・・・滝の写真を撮ってなかった・・・
これは今回のオヤツ。滝冷やしゼリー。
滝に到着早々、まずやったのがゼリーを水に放り込むことという(笑)

お客様が滝裏に行ったりして遊んでいる30分くらいあると、適度に冷えていい感じ。

一日ツアーだと、こんな遊びをすることも出来る。

滝の写真は取らなかったけど、デジカメにはこんな写真が。

120813_daimonjisou
滝裏のダイモンジソウ

120813_kurokumosou
滝下のクロクモソウ。

120813_kuroirokougaibiru
道中でお客様が見つけたクロイロコウガイビル。
こいつらって、どのくらいまでなら切断しても復活するんだろう??

今年は、8/26にもご予約を頂いているし、あと2回くらいはツアーで行きそうだな。

Side A

8月3日(金)
古巣からの協力要請で、学校ガイド。
湯滝~遊覧船乗り場までの昼込み4.5h.
120803_aokibasi
ちょっと早めに11:30頃から青木橋の袂でお昼を食べて、時間設定としてはいささか厳しかったものの、クリア~♪
終了後、時間に余裕があったので、ザックから標本を取り出し子供らを構う。
夕方は用があったので、定時+1.5くらいで退勤。

8月4日(土)
120804_akaiwataki1
朝から赤岩滝ガイド。
今回は珍しいこと尽くめ。
参加者が7名ってのも珍しいし、7名のうち4名をリアルに知っていて、且つ関係性が・・・
120804_soukanzu
赤がリアル、青がバーチャル。何故にこんなことに(笑)

今回の参加者のうちお一人は、オイラが過去にご案内した中でも最高齢に近い。
御年なんと79歳!!
しかし、見よ!
120804_omiasi
このカットの入ったふくらはぎ。 逞しい御御足を!!
いやぁ、年齢で判断しちゃいけないねぇ。

今回は赤岩滝の直前で、「下れない・・・」って方がいて慌ててロープを利用。
一発で沢山の瘤を作ろうとして失敗。
ウーム・・・使わない知識は忘れる。
ロープワークを復習しておかねば。。。

最近雨が降らなかったので、渡渉箇所の水量は落ちて、ミドルカットのブーツ+スパッツでも渡れていた。

F様(笑)目線。

8月5日(日)
赤岩滝ご参加のお客様からリクエストを頂き、
120805_odasiro
戦場・小田代エコツアーを催行。

120805_yabujirami
こんなものを観察したりしながら、前日とは打って変わってスローペース。
連日のご参加、ありがとうございました♪

8月6日(月)
オイラのお客様の中で最古参の方からのリクエスト。
120806_iori
ずいぶん前からのご予約で、庵滝へ。
日帰り参加の方も1名追加で、天候は若干崩れたものの無事催行。
帰りは時間があったので、小田代へ寄り道。
120805_miyamakuwagata
木道上にいたミヤマクワガタちゃんと、

120805_kiiromomobutohabati_kana
可愛い~[E:heart04]
ウダイカンバの葉っぱとともに地面に落ちていた。
現場ではわからず調べてみると、キイロモモブトハバチの幼虫みたい。
栃木県のRDBによれば奥日光は古い記録があるだけみたいだけど、以前も見かけたことがあるような?? 

戻って18時から、レクチャーとこの日はフル稼働。

レクチャーを終えてロビーで仕事をしていると、レクチャーの席にいらしていたお客様同士の会話。
「成程。あんな利用の仕方は考えてもいなかった。」
[E:happy01][E:scissors]

8月7日(火)
前日のお客様&7歳の子連れ親子をご案内して、
120807_senju
西ノ湖から千手ヶ浜へ。

虫好きの男の子だったのに、アカハナカミキリとスジグロシロチョウ、ザトウムシくらいしか近くに現れず[E:down]
6日みたいなのがゲストで出てくれれば良かったのだけど、この日のゲストは別物。
120807_yamakagasi
足元を這っていたヤマカガシ。

ま、帰りの低公害バスはオイラの隣がいいっ!って言ってくれたから、楽しんでくれたんだろう♪
Child First ってやつだ[E:wink]

8月8日(水)
再び西ノ湖~千手へご夫婦をご案内。
お申込み頂いた時の奥さま曰く、
「主人が釣りをする間、一人で歩いているのだけど、同じ場所ばかりで最近飽きてきてしまって。。。」
こんな風に、申込の理由が解るとガイドのイメージが完成する事も多い。

夏のこのコースは、終盤のイケマ、咲きかけのシロヨメナとマルバダケブキ、
120806_kion
見頃なのはキオンくらいと、花は少なめ。
ただハイキングをしていると、もしかしたら面白みの少ないコースなのかも知れない。
そんな時こそ、オイラ達の腕の見せ所っ!![E:good]

前日のガイド中に頂いたご質問をネタに昇華しつつ、ガイド終了。
ツアー中、楽しげなお二人の掛け合いの中で聞こえる『へぇ~!』とか、『あれも!?』とかとか♪
今後歩くときに、同じ場所でも森の見え方が変わっていたらいいなぁ。

開始前(定価)と終了後(宿泊者半額)に、「こんなに安くてホントに良いの?」
これって、オイラのガイドが値段以上の価値だったって事で良いのかな??
こんな言葉がもっと聴けるようになると良いな♪
頑張んなきゃっ!

昔、星の観察会をやらなければならなくなった時に、とある方にかけて頂いた言葉。

「べー太さんね。ガイドなんてのは、ただ指し示す指であれば良いんですよ。」

当時は、
『そんな、気楽な事を言わんで下さいよ。こっちは出来るかどうか不安でたまらないんですから。』
なんて返してしまったけれど、最近になってその言葉の意味が少し解ってきた気がする[E:flair]
・・・気のせいかもしれないけれど[E:sweat02]

皆々様。

ありがとうございましたっ♪

奥日光の自然、より身近に

今日の奥日光は暑かった・・・
13時の赤沼でなんと26度!!
同じ頃の湯滝は23度。

120726_natugumo
空も夏だねぇ♪

そんな夏模様の奥日光、新聞の紙面を飾るホットなニュースが!

奥日光の自然、より身近に

この日に取材を頂いた、戦場小田代エコツアーの記事が朝日新聞に掲載されたのです!!

こんなにも大々的に取り上げていただけるとは思っていなかったのでビックリ!
同行取材をして下さった服部様、ありがとうございました♪

前日には下野新聞のイベント欄でもご紹介頂いたようだし、これでツアーが盛り上がると良いなぁ。

で、赤沼に足を運んで他のガイドさんとお話をしていたら、以前にもこんな事をやろうとしていた時期があったんだそうな。(初耳だから、オイラの不在中?)

やっぱり、この奥日光地域は自然で売らなきゃ!

古巣のVCにしろ、博物館にしろ、経験を積んだころには他所に行かなきゃならないのが、この地域の現状。

でも、こんなツアーが当たり前に行われている地域であることが、利用者にも地域内にも認知されるようになれば。。。

こんなツアーの利用価値が高いと、多少のお金を出してでもガイドを雇う事に価値がある、そう思えるツアーが提供出来れば。。。

これで稼げるようになれば。。。

続けたいのに続けられなかったり、やりたいことがあるのに離れなければならないなんて事が少しでも減らせるんじゃないだろうか。

そんな事を考えて、古巣に協力をお願いしているのさ。

正直、今回の料金設定は若干高いかもしれないと言う思いはある。
(他の地域から比べればまだまだ安いと思うけどね。)
自分でこの料金に見合うものを提供出来ているかという不安はいつも絶えない。
でも、安いガイドツアーを行っては、稼げるようにならないから値段は下げられない。
ちょっと複雑ではあるし、常に怖さと裏腹なんだけど・・・

最近は記事を書かないけど、まだ種シリーズを諦めたわけじゃない。
だから・・・

と、久々に真面目に書いておいて。
ツアーの対象エリアとなっている今の戦場ヶ原。

120726_hozakisimotuke
ホザキシモツケが一面に!!

120726_nobitaki
ホザキシモツケと、ノビタキのツーショット。

しきりと出入りを繰り返すから、なにかなぁ?と思っていたら
120726_nobitaki_oyako
若鳥の巣立ちの頃?

やっぱ、こんな時は双眼鏡があると良いなぁ♪

そして、今日はアッチかったので、
120726_himesijimi
ヒメシジミが離れていかないww

10日前にはアスパラだったものは
120726_oninoyagara
立派なオニノヤガラに変化。

こんな具合に、時々で何が見られるかはわからないし、楽しいという保証はしない。
しないけど、少しでも今後のハイキングが楽しくなるように頑張りたいと思うので。

遊びに来てくれると嬉しいなぁ。

申込はオイラの所属先でも良いけど、オイラが不在の事が多いので古巣にヨロシクです。

・・・周りの人も意外と知らない、トップシークレットだったオイラの年齢が明らかになってしまった・・・ 

ぼっかぼっか♪

そんなわけで。

120725_nanataisantyou
男体山頂に来てみました(笑)

う~ん…やっぱり剣が無いとしまらんなぁ。

120725_tyuuzenjiko
おかしいなぁ?
天気予報上は、今日は晴天だったはずなのに?
富士山は見えているから、空気は澄んでいるのだと思うのだけど。

え?
富士山見えない?
画面の左側に・・・

120725_hujisan
富士山が。

120725_bokkam
今回はオヤスミで歩荷の真似事。
前を歩くは知ったる背中。

120725_bokka
オイラの分。コンパクトながら重い・・・

120725_gakaku
ん~・・・こんな感じかな?
もうちょい狭いか??

ま、いいや。

120725_hakusansyakunage
今、男体山頂の裏側9合付近では、ご覧のようにハクサンシャクナゲが見頃!

120725_kuromamenoki
あとは、クロマメノキとか、コケモモ、ハナヒリノキ(ウラジロ?ヒメ??)とか。

さて、まだ蕾も残っていたけど・・・
120725_touhaikou
登拝祭までは・・・保たないか。
でも、週末だったらイケるはず♪

志津小屋までの裏男体林道の通行止めが解除されたという情報は未だ無いので、登山の際はご注意を。

早くも秋の気配

昨日はカメラデータを忘れたので、それを使って更新。

昨日の小田代原の西側は、

120722_hanabatake
イブキトラノオ、ノハナショウブ、ノアザミ等々と、

120722_kugaisou
開花を始めたクガイソウ、

120722_hozakisimotuke
見事に咲いたホザキシモツケの群落。

夏だねぇ~♪

なんて思っていたんだけど、振り返ると
120722_turiganeninjin
ツリガネニンジンも開花。

戦場ヶ原ではクサレダマを見かけたような気も・・・?

今日の清滝ではヒグラシが鳴いていたし、既に秋の気配が漂っていたりもする。

しかしなんだ。
最近の更新は、戦場・小田代のネタばかりだなぁ。
いっそ、戦場ヶ原そぞろ歩き、とかに改名すべきか?

あぁ~~っ!!
山行きたいっ!
滝に行きたいっ!!
遊びに行きたいっ!!!

チョットした違い。

120718_kooniyuri
水曜日にオイラが行ったときに撮ったコオニユリ。
古巣のブログを見ていたら、同じ個体を翌日撮影したみたい。

120718_vcblog_snap
わずか一日の違いだけれど、3輪開花してる。

同じく水曜日に見かけたヤマオダマキ。
120718_yamaodamaki_2
おやおや?
普段なら5本の距を付けた花が俯いて咲くはずなのに・・・
何故か堂々と顔を上げて開花中。

チョットした違いなんだけど・・・
ヤマオダマキは、コオニみたいに時間経過だけが理由じゃなさそうよ?
さて、なぜだろうねぇ♪

え?なぜ赤文字があるかって?
ある人達へのメッセージ。
チョット違ってないかしら??

花の戦場ヶ原・小田代原

ちょっとずれたけど、水曜日のネタ。
120718_ibukitoranoo
この季節の戦場・小田代は、まさに花園。
芳しき(笑)はイブキトラノオ。

右下に見えるのは
120718_tegatatidori
人気のラン科、テガタチドリ。

120718_mizuti
同じく、ミズチドリ。

120718_kugaisou
開花まで間もなく。クガイソウ。

120718_kurumayuri
こちらはクルマユリ。よく似たコオニユリも開花中だけど、見分けはつく?

120718_mousengoke
そろそろ、こいつの花も咲いている筈なんだけど・・・
ガイド中だったから、見落としたかな??

ガイドをしながら確認しただけで40種越え。
見落としている分(例年なら咲いているはず)も加えれば、50種近くになるのではないかな?

・・・久しぶりに参りますか。
一昨日の収穫(花のみ。ランダム)
ホザキシモツケ、イブキトラノオ、ノアザミ、ニッコウアザミ、ハクサンフウロ、ノハナショウブ、テガタチドリ、ミズチドリ、ミヤマタニソバ、サワギク / ミツモトソウ、オニシモツケ、コオニユリ、クルマユリ、ヤグルマソウ、イタドリ、ハナニガナ、シロバナニガナ、イヌトウバナ、クルマバナ / ショウマSP、キツリフネ、ノイバラ、ミヤマウツボグサ、オニノヤガラ、ツルコケモモ、ミヤマイボタ、ワレモコウ、ホタルブクロ、ドクゼリ / アカネ科(ムグラ)SP、ヤマオダマキ、ツレサギSP(オオヤマサギソウ?)、ショウキラン、ウマノアシガタ、オトギリソウ、ミゾホオズキ、バイカウツギ、カラマツソウ、ネバリノギラン

無くても良いのが・・・
120718_nikkoukisuge
ニッコウキスゲと、コウリンタンポポ。

なんて感じで花々を眺めながらのガイドツアーが、毎週日曜日にあるのだけど・・・
参加者は集まるかしら??

え?
ガイド中に全部説明するのかって?
出来るわけないじゃんww
こんなの全部説明していたら日が暮れても終わらないよ(^皿^)
他にも話をしなきゃならない事は沢山あるし、花の楽しみ方は名前だけとも限らないからさ♪

名前だけじゃない楽しみ方って何かって?
冒頭に挙げた『芳しき』然り。
人間以外の目線から見るなんてのも然り。
さっき電話したら、『当日参加も受け付ける』、って言っていたよ。
よくばりウォッチング ~鳥とチョウから奥日光の自然を見てみよう~
受付は明日の8:30~9:00、赤沼情報センター前集合だってさ。
オイラが案内するより、破格に安い(笑)

ツアーへの参加の有無は別として、お花畑は日に日に姿を変えるので、一度と言わずに度三度、是非足を運んでみてくださいな。

AKB的な?

120709_sainoko
昨日は大雨の後の様子を見ようと西ノ湖へ。
案の定、更に水が増えて広い湖水と、そこから生えるズミやらなんやらで良い景色。

120709_nisigahamahe
西ヶ浜への道が通れないかも…と思っていたけど、一応通行可能。
上手く歩けばローカットの靴でもなんとか。
ここはそのうち橋が必要になりそうだな。

そんな西ヶ浜への途中、足元にひっそりと咲いていた

120709_hutarisizuka
フタリシズカの花。

【フタリシズカ】、漢字で書けば【二人静】

言葉と漢字のイメージからは・・・
愛が止まらないWink的な?
PuffyやHALCALIじゃチョイと賑やかだものなぁ。

120709_hutarisizuka_up
でも、これってにょっきりしてるのは花穂で、白いの一つ一つが花だから…
片やノースリーブス、片やフレンチキスで、全体としてはAKB的な?
絶対静かじゃないっ!
すっげぇウルサそうww

・・・いや、待てよ??
見えている白いのは、雄しべの葯だったよなぁ f(°、°
ってことは、AKBよりむしろエグザイル的な(笑)

さぁ、イメージしてみよう!
Fun Fun We hit the step step ・・・

基本的に、オイラのガイドはこんな感じで進められる。
真面目に説明しろよ[E:punch]

これでいいのかなぁ?と、多少悩まないでもないけど…
授業してるわけじゃないし、ま、いいでしょww

今回の雨を受けて、7/5の時点では泥濘になっていた小田代の水たまりが、再び水たまりに逆戻り。
低公害バスの車中からだけど、
120709_odasriroko
結構大きい。

展望台からでもやっぱり大きいねぇ
で、また明日から雨が降る予定、と。
今年はノアザミの群落、やっぱ駄目かもなぁ・・・

絵心と実現力

120627_usagijima
う~ん・・・[E:think]
オイラの頭の中では、真ん中あたりのワタスゲがもっとピシっとしていて、手前のワタスゲは明るくボケる画だったんだけど…

上手く撮れない[E:down]

上は今ワタスゲとレンゲツツジで人気の戦場ヶ原での1カット[E:camera]

ではなくて、湯ノ湖は兎島でのもの。
とてもこじんまりとした湿原だけれど、ワタスゲやレンゲツツジを見る穴場だったりもする。

120627_senjou
戦場ヶ原のワタスゲやレンゲツツジは素晴らしいのだけど、見るなら急いでっ[E:run]

120627_watasuge
戦場ヶ原のワタスゲは、その穂を崩し始めているからさ。

ワタスゲやレンゲがピークを過ぎたら、次は小田代の東側のアヤメが良い筈♪
120627_odasiro_higasi
一面のアヤメにはちょっと早かったかな?
そして、もうちょっとシャッタースピードを速くすべきだった…

今日の元々の予定は、
湯元で写真を撮った後、湯滝⇒泉門池⇒小田代東⇒小田代歩道⇒赤沼⇒戦場ヶ原⇒湯滝だったんだけど、手元にはこんな写真が。

120627_odasiro
あれぇ? 手前のカラマツがなんか変??
本来なら、貴婦人の奥にあるカラマツ同様に濃い緑色の筈なのに?
・・・そういやぁ、今回の台風4号は265mm程度。
普段だったら、この程度で水が溜まる事は無いはず。
それが溜まったって事は、未だ地中にはたっぷり水があるんじゃないかしら??
もしかして、根ぐされに近い状態??
去年は凄かったものなぁ。

で、何故こんな画像があるかと言うと。
赤沼で13時に人と待ち合わせをしていたのに、歩いて帰ると間に合いそうも無くて低公害バスに切り替えたからなのさ。

まぁ、低公害バスも相変わらずのクリンソウフィーバーで危うく乗れなかったわけだが[E:sweat02]
バスの運転手さんに聞いたら、まだ綺麗だってさ。

:

で。そもそも何故切り替える羽目になったかと言うと、理由はここ。
120627_izumiyado
泉門池。

たまたま湯川沿いで(も)とすれ違ったのだけど、(も)の目の前で観光客が猿にリンゴやらなにやら奪われたんだってさ。

その話を聞いて泉門池に行ったら、やっぱり皆さん休憩中で。
その南側の園地でもやっぱり休憩中で。

いつもの如くゴミ拾いをしつつ、両面からの注意喚起。
10組程度にそれぞれ話しかければ、×2~3分であっという間に時間なんてなくなるさ[E:end]

別にオイラが注意喚起とかしなきゃいけないわけじゃないけどさ?
でも、危険があることを知っているのに注意を促しもしないで、猿に人が襲われたら後味悪いじゃない?
それに、啓蒙に使えるネタであるなら、利用すべきだと思うんだ。
曲がりなりにもオイラはガイドだもの。

本当はここに、ゴミを漁りに来る猿と、その猿が処理されてしまう様を描いた看板を一時的にでも出されば良いと思うんだけど・・・

絵心の無いオイラではその絵を現実に描けないし、パンピーなオイラには看板を作るだけの実現力も無いのだなぁ[E:shock]

戦場ヶ原のワタスゲ、レンゲツツジ、そしてズミ。

台風4号ネタだったり、クリンソウネタだったりでトントご無沙汰をしていた戦場ヶ原。

昨日は台風一過の青空に、
120620_senjou_rengetutuji
近年数を増しつつあるレンゲツツジが非常に映える!

120620_ayame_renge
アヤメの青紫との対比も良いね♪

昨日が国道からなら、今日は木道からアプローチ。
この時期に木道から眺めれば…

129621_senjou_watasuge_yoko
一面のワタスゲの群落。

129621_senjou_watasuge_tate
所々に混ざるレンゲツツジが、良いアクセント。

120621_nobitaki
風に揺れるワタスゲの穂と、ノビタキの雄。
口にはエゾハルゼミを銜えて、子育ての真っ最中?

あれ・・・???

この場所、こんなに眺めが良かったっけ・・・
去年はもっと撮影場所が限定されていたような記憶が??

って辺りで、本日の綺麗な画像はオシマイ。

タイトルのズミはどうした!って?

ほいよ。
上のワタスゲを撮っていた足元。

120621_zumi_bassai1
本日のズミの画像。

ちゃんと良く見てよ。
映ってるでしょ?

120621_zumi_bassai2
綺麗な断面のズミの木がさ。

そのすぐ脇でも
120621_zumi_sonsyou
これまた真新しいズミの断面。

なるほど。
こりゃぁ眺めが良くなるわけだ。

誰がこんな事をしたのかなぁ?
国立公園内の特別保護地区内でこんな事が出来るのは、限られてるよなぁ。

『もしもし? 斯く斯く云々。ご存知ありませんでした?あ、そうですか。』

うん。知らないってさ。

環・境・省が!

環境省が知らないってことは、許可も、そして申請すらも出ていないわけだ。

以前にも書いているけれど、国立公園は法により定められ、法により管理されている。
特別保護地区内ともなればなおの事。

自然公園法 二十一条 三項
特別保護地区内においては、次の各号に掲げる行為は、国立公園にあつては環境大臣の、国定公園にあつては都道府県知事の許可を受けなければ、してはならない。ただし、非常災害のために必要な応急措置として行う行為は、この限りでない。

  前条第三項第一号、第二号、第四号から第七号まで、第九号、第十号、第十五号及び第十六号に掲げる行為
  木竹を損傷すること。
  木竹を植栽すること。
  動物を放つこと(家畜の放牧を含む。)。
  屋外において物を集積し、又は貯蔵すること。
  火入れ又はたき火をすること。
  木竹以外の植物を採取し、若しくは損傷し、又は落葉若しくは落枝を採取すること。
  木竹以外の植物を植栽し、又は植物の種子をまくこと。
  動物を捕獲し、若しくは殺傷し、又は動物の卵を採取し、若しくは損傷すること。
  道路及び広場以外の地域内において車馬若しくは動力船を使用し、又は航空機を着陸させること。
十一  前各号に掲げるもののほか、特別保護地区における景観の維持に影響を及ぼすおそれがある行為で政令で定めるもの 』
 
罰則規定は
第八十三条  次の各号のいずれかに該当する者は、六月以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
  第十条第六項(第十六条第四項において準用する場合を含む。)の規定に違反して、第十条第四項各号(第十六条第四項において準用する場合を含む。)に掲げる事項を変更した者(第十条第三項又は第十六条第三項の認可を受けた者に限る。)

 

  第十条第十項(第十六条第四項において準用する場合を含む。)の規定により認可に付された条件に違反した者

 

  第二十条第三項、第二十一条第三項、第二十二条第三項又は第二十三条第三項の規定に違反した者

 

  偽りその他不正の手段により第二十四条第一項又は第七項の認定を受けた者

 

  第三十二条の規定により許可に付された条件に違反した者
(斜体字:
「法令データ提供システム/総務省行政管理局」
  自然公園法よりの部分抜粋)

前回は、たまたま知らずに来ただけだけれど、これは明らかに故意。

やったのは、観光客ではない。
ワタスゲ狙いのカメラマン、それもこの場所に幾度も足を運んでいる人間である可能性が高い。
でなければ、わざわざ鋸なんて持ってくるわけがない。

奥日光を訪れるカメラマン諸氏。
いいのかい?
こんな輩が貴方たちだと思われてしまっても。
こんな輩と同じ【カメラマン】というカテゴリーで括られても

違うね。
こんな輩まで、貴方たちと同じカメラマンだと、写真家だなどと評されることを、貴方たちは良しと出来る?

オイラだったら、嫌だね。

ここは国立公園だ。
みんなの公園であり、みんなの公園なんだ。

自分の公園でもあるし、全員の公園でもある。

好き勝手に使うのではなく、皆が気持ちよく使えるように、皆で守るべきだ。

と、オイラは思うのだけど・・・
どうだろうかねぇ?

ニッコウキスゲ、開花。

一昨日の予告通り霧降までニッコウキスゲの様子を見に行ってきた。

120615_kisugeenti
まだヤマツツジが咲いてんのかいっ!

この霧降高原園地(仮称)は来春オープン予定なんだけど、

20120607141608891_0001
来週6/23から7/22までの一月の間、プレオープン。
(データ、あった!黄色のラインがプレオープンエリア。最初の写真は右側の吹き出し起点あたりからの撮影。)
来週には、この斜面いっぱいにニッコウキスゲが咲き乱れ…ないだろうなぁ。

120615_nikkoukisuge
ようやくチロリン村で咲き始めた所だもの。
今週来週でニッコウキスゲが見たい人は、チロリン村のニッコウキスゲ祭へどうぞ。

でさ。
霧降高原リフトは、一昨年で廃止してるからね?

なんでこんな事を敢えて書くかって?
今日も現場にリフトに乗るつもりの人が来ていたからさ。
念の為。

って記事を書いていて、久々に寝落ち[E:sad]

総・天然色

今日は奥日光も久々に気持ちの良い青空♪
きっと千手のクリンソウが見頃になっているはずなので、今のうちにGo!

120614_sainoko_rindou
早くから芽吹いたカラマツは、その色を増してかなり緑色。

120614_sainoko
西ノ湖は湖水も多く、新緑と相まってとても爽やか。

120614_nisigahama
碧い湖水を渡る風は心地良く、このままお昼寝したくなるけど、残念ながら時間が無い…

120614_ryuujo
その風に乗り、フワフワと白く漂う柳絮。
(写真だと伝わらないのが残念…)

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日差しに透けて白銀に輝く果穂はとても美しい…と思って悪かったな!( ̄τ ̄)

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カジカガエルが鳴き始めた柳沢を越え、千手歩道に入れば柔らかな黄緑色の光に満ちたミズナラの森。
写真には取れなかったけど、今年初見のアサギマダラが優雅に舞う。

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千手から菖蒲が浜へと向かえば、熊窪の新緑に映える朱色のヤマツツジのトンネル。

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足元には透き通るようなギンリョウソウ。
天然色に溢れた奥日光。

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当然のことながら千手の民家のお庭は、クリンソウの赤や白・ピンクと色彩豊かで、観光客も沢山。
2段目から3段目が開花中だから、この週末が2012年のまさにピークになるだろうね。
花の見頃としても、混雑っぷりとしてもね。

で、そんな感じに華やかで綺麗なのだけど…

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このクリンソウの華やかさ、千手が浜以外でも見られてしまう。

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う~ん…
クリンソウが鹿に食べられる??
植えてるご本人が仰るのだから、実際に食べられているのかもしれないけれど、然程の食圧がかかっているとは思えないんだよなぁ。
もしも、鹿に食べられてクリンソウがダメになるのだとしたら、網の外では殆ど生き長らえないでしょ。
だというのに、間違いなく、そしてかなりの勢いで増殖中なんだ。

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このクリンソウ目当ての利用者はとても多く、以前から書いている通り観光資源としてはとても優秀
なまじ観光資源として優秀な物だから、それの及ぼす影響は顧みられる事も無く、奥日光では今も各所に植えられ続けている。

オオハンゴンソウや、ハルザキヤマガラシの除去も大事だけれど、このままだと次の出番を待っている奴がいる。
小田代のニッコウキスゲなんて、簡単には手が出せない程になってしまった。
控室にいる間に、出しゃばりすぎないような明確なルールを作る必要があると思うんだけどねぇ。
観光地としてでは無くて、国立公園としてさ。

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せめて、こんな風に人の手の管理を離れたなら、処断するとか。
観光地であることと、国立公園である事は共存されられるはず。
というか、共存できないなら少なくとも利用者側からは意味が無い。
折角の天然色だもの、別の色で塗りつぶさなくてもいいんじゃない?

追加
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日曜日に書いた崩落は、

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ご覧のとおり対処されてます。
現状は通行に心配いらないけど、大雨の後なんかはちょっと怖いなぁ。

(なぜか昨夜はWEBに繋がらず… 時刻を調整して投稿。)

声はすれども、姿は・・・

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アッチコッチから声はするんだけど、姿が見えないんだよなぁ。
いいしばらく探していたんだけど、結局見つからず。
奥日光でまともに見た覚えが無いんだよね、モリアオガエルって。

いつまでもここにいても仕方が無いので、出発~!

源泉をスタートしたという事は、

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行先は切刈湖。
湖畔の木々も葉を広げ、様々な色合いの緑が織りなすグラデーションが美しい♪
湖水は多いけど、西の岸辺は利用可能。
北岸は渡れそうもないや。

ルート上には雪は無く、歩くのには問題なし。
(山王峠から光徳への下りは、例のごとく泥濘が多いけれど。)

オオカメノキなどは既に終わりか散り際なので、お花を探すなら足元を。
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ミツバオウレン。

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シロバナノヘビイチゴ、

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三分の九輪草(笑)

久々に見たのは、
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キバナノコマノツメ。

他は…ズダヤクシュに、セントウソウ、イワセントウソウ、タチツボスミレ、ツボスミレ…光徳はツマトリソウ。
木本の花が…オオイタヤメイゲツだったかな?と、ミズナラと…なんだっけ??

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ユモトマムシグサの出始めが面白かったな。

で、この切刈コースは(あか)も書いている通りバードウォッチャーに人気。

様々な野鳥の声が響き渡り、鳥が苦手なオイラでも…
ウグイス、ヒガラ、コガラ、ルリビタキ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、メボソムシクイ、アオバト、コルリ、ジュウイチ、ツツドリ、ホトトギス、アカハラ、キビタキ、ミソサザイ、コゲラ、キツツキSP、とこのくらいは。
忘れちゃいけないのは、このコースが狙い目なコマドリの声。
あちこちでコマドリの声が響き渡るのに、なかなか姿が見れ・・・

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たんだな、今日は♪

もっとも、辛抱強く待っていたのでは無くて、

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ゴミ拾いをしていたのさ[E:annoy]

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ベンチから湖に向かって投げ捨てんじゃないよっ!!

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久々に、可燃1、不燃1で二袋回収。

小峠付近に猿が居つきかけているので、ゴミを持ち帰らないとエラい事に・・・

などと思いながら光徳まで降りてきたら

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なんだ、このゴミは・・・

だいたい、光徳には一般利用者の車は少なく、しかもこんなにゴミは出さない。
偏見かもしれないけど、観光バスか、キャンピングカーだろ?

過去には、三本松のゴミ箱がクマにやられて撤去したこともあったんだから、そろそろ考える時期じゃないのかな?
それとも、クマが荒らしに来てから対策をとる?

ゴミ箱があるという事はゴミを捨てても良いという事。
ゴミは持ち帰る、これを徹底すべきだと思うけどねぇ。
こんなモンの姿は見たくないもんだ。