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恋人の聖地?

お盆だ森コンだと忙しく、まるでフィールドへ出る事が無く。
でも、職場的お仕事で週一発行している今週の見所、先週も休んでしまったのでなんとか発行せねばっ!!

そんな次第で、森コンの片付けからチェックインまでの間に、秋の気配が漂い始めた戦場ヶ原へ吶喊!

ん?
どこぞから、鐘の音が聞こえる。
なんか、恋人の聖地的な音だなぁ。

あ、また聞こえる。どっからだ??

・・・これか。
そういえば、こんなものを付けると言っていたっけ。

その時から心配をしていたんだけれど、案の定って感じかなぁ。

この鐘は、クマよけの鐘
ツキノワグマの目撃が増えた7月の末頃に取り付けられたみたい。
・・・いやぁ、オイラ戦場ヶ原行ったの、7/15のガイドが最後で。。。
その時にはなかったので、7月の下旬ごろ設置だと思う。

今回見かけたのは、ワタスゲデッキから少し北側と青木橋。
たまたま行きあった知り合いに聞いたら、光徳入口にも設置されているそうな。

で、その知り合い曰く。
「学校の先生がさぁ、『いよぉ~し、みんな鳴らせっ!』って言ってんの見たんだよね。」

確かにオイラが見ている間も、通行人が次から次に鐘をならして、既にアトラクション化している感じ。

元々クマよけ鈴ってさ、あれをクマの目の前でリンリン鳴らしたらクマが逃げるってもんじゃないんだよね。
それで逃げるなら、カウンタースプレーなんていらないわけだし。

じゃぁ、なぜ鳴らすかと言うと・・・

森を一人で歩いたことのある人なら判ると思うんだけれど、森の中って金属音ってしないでしょ?
あれは異質な音。

で、ツキノワグマは耳が良く、臆病な性格だと考えられている。

と、考えればなんとなくミエテ来ない?

異常を知らせる事で、クマに対して警戒心を抱かせ、付近に近寄らせない様にする。

と言うのがクマよけ鈴の意味合い。

じゃぁ、次。
人間って、たとえ騒音や悪臭の最中にいても、すこし時間がたつとあまり気にならなくなるでしょう?
つまり、馴れてしまうわけだ。

パブロフの犬ってのを知っているでしょう?
あの実験は馴れとは少し違うけれど、繰り返される刺激は動物にも影響を与える。

何を心配していたのか判って来た?

戦場ヶ原って、クマの目撃が多いでしょう?
オイラ自身、奥日光で幾度かクマに遭遇しているけれど、大概はクマが走って逃げる音で気が付くの。
でも、戦場ヶ原のクマは木道上や湿原を歩いている姿を、バッチリ目撃されている事が多い。

戦場ヶ原のクマは人にも鈴の音にも馴れているのじゃないかしら?

今回、クマよけの鐘を設置しました。
戦場ヶ原を通過する、例えば4割の人が鐘を打ちます。
一時間に何回打鐘されるでしょう?

この鐘の音にも、クマは馴れちゃうんじゃないかなぁ・・・

本来、クマに遭わない為に鳴らす鐘なのだけれど、普段は鐘をならせない様に固定をしておいて、クマが目撃されたら解禁。
目撃が途絶えたら、また固定。

なんて管理が必要なんじゃないのかなぁ???

~~~~~~~~~~

っていうのは、いつもながらの私見ね。

但し、懸念としては十分にあり得るでしょう?

なんで、皆さんは無駄に鳴らさないように、ご協力を。
クマよけの鐘にもそうした説明書きがちゃんとついているしね。

~~~~~~~~~

なんて、自分が言いたいことを広く伝えるためには、普段からの更新が必要なんだよねぇ。(´へ`;)

前も書いたけれど、実はこのブログ既に容量一杯で、写真使えないのよ。
なので、写真はFBの方に。

替わりのブログを用意したい所なんだけれど、現状イベント準備が同時進行しているわ、契約先の仕事の補完をしなきゃならないわで、ちょ~っと忙しくてさ。

たまに思い出したように記事を書くと思うので、気長にお待ちください。m(_ _)m

ここ3日。

湯滝入口付近で、ここ3日クマの目撃が続いています。

そぞろ読者の皆様なら、今更だろうとは思うけれど、奥日光はクマがいる場所。
常に、遭うかも・・・ の用意は必要ですよ。

たとえそれが国道上であっても。

最近、歩いたり、走ったり、自転車漕いだりって人が増えてきているのでね。

本日の目撃者の情報によれば、クマが首を動かす都度、シカらしきものが笹薮から見えたとの事。

やっぱり餌に呼ばれているみたい。

:

追記。
様子見てきたけれど、やっぱりハエがブンブカ飛んでいるし、同じ場所にずっといるから、やっぱり誘因になる餌(=シカの死体?)があるんだろう。
道路からも50m近くは離れているから、大騒ぎしなくても、と言うよりも大騒ぎしなければ大丈夫そう。

情報が正確に伝わらないのが、一番の大騒ぎの素。

私見ながら、あと3日程度?長くとも一週間しない間には解決するんじゃないかなぁ?

私見だから、外しても保障はしないけれど ^τ^

と、言うわけで今回のクマ目撃に関して、そぞろ的にはこれにて落着。

思わずアテレコww

150421_deokureta

カエル沼にただ一匹。周囲には無数の卵塊。
思わずアテレコしてしまったが、さて、この後の恋の行方や如何に??

150421_kuwareta

時にこんな事も起きるのだから、チャンスが残されているだけまだ良いのかな?

150421_senjou

男体山の奥には雲が流れ、実に清々しい早春の戦場ヶ原。

150421_gomi

だというのに、こんな物がっ!
落とすようなもんじゃないし?と見てみれば、ツマミが壊れてた。
壊れたからって捨てていくなよっ[E:punch]

150421_zansetu

光徳入口から赤沼にかけての間には、泉門池にちょびっと残雪があるくらい。
むしろ歩きづらいのは赤沼の入口から木道までの間。
デロデロじゃないんだけど、泥濘が凄いんだ。
もう暫くの間は、防水性のあるミドルカット以上の靴の方が良いと思うな。

150421_nobitaki

綺麗な色のノビタキの姿も確認。
姿こそ見えないものの、アズマヒキガエルの鳴き交わす声も聞こえて、いよいよトレッキングシーズン到来っ!

個人的にツボ

本日の一枚。
150420_daisagi

コメツガに止まるダイサギ。

ダイサギって田んぼとかなイメージでさ、対してコメツガは亜高山帯の代表的な木。
なんとミスマッチ(笑)

去年の湯川で、一昨年西ノ湖でみているけれど、定着してきているんだろうか?

元々は、レストハウスの方から「湯ノ湖の湖尻でニジマスが産卵行動しているよ」という情報を貰ったので、その様子を見に行ったのだけれど、

既に終わっていたみたいで、いたって平穏な感じ[E:down]

150420_boroboro

こんなにボロボロの個体がいたのが、その名残を思わせる感じ?

産卵と言えば。
Dscf1103

今の湯元にはこんな物も。
ご存知?ヤマアカガエルの卵塊。
この写真を見たレストハウスの別の人曰く。

「あ、ほらアレだ、最近人気の飲み物に入ってる奴!」

・・・バジルシードではないw
確かに、展示に使われるくらいに見た目も触った感じもにているけれどさ(笑)

今なら現物があるあら触り比べてみる??

どう?
ちょっと興味出てきた??

カエルの生態がツボに入りはじめて来たあなたにはっ!!

イベントあるよ~。

4/25(土) 夜のカエル観察会
【夜の】とある通り、19:30~20:30。
担当は、オイラもわからん事があると聞きに行くVCの両爬屋。
ターゲットはヤマアカガエルだという事なので、きっと、判りやすく面白く見せてくれる事でしょう!
(と、他人事なので思いっきりハードルを上げておくww)

夜のイベントだから、湯元辺りに宿泊すると参加しやすいんじゃないかな?
但し、事前申し込みが必要で、既に半分くらいは枠が埋まっているそうなんで、興味がある人はお早めに。 

夜はちょっとなぁ…って方には次のイベント。

5/2~5/6 戦場ヶ原カエルウォーク
これはもう毎年恒例だよね。
昼間の戦場ヶ原を博物館スタッフと歩こう!で、ターゲットはアズマヒキガエルのガマ合戦とか。
こっちは当日参加可。

さて、明日は戦場ヶ原だ。
そろそろ戦場でもカエルが出ている頃だと思うのだけど…

シカ捕獲に伴う通行止めのおしらせ

という情報が戦場ヶ原からこんにちはにアップされていたので、以下コピペ。

==========

シカの捕獲に伴う道路・歩道の通行止めの通知が来たのでお知らせします。

通行止区間:
 日光市道1002号線弓張峠~千手ヶ浜間

通行止日時:
 平成26年11月19日(水)~21日(金) 6:30~8:00

 平成26年12月1日(月)~3日(水) 15:00~16:30

問合せ先:

 栃木県林業センター 028-669-2211

 日光森林管理署 0288-22-1069

捕獲は車から射撃を行うという方法で実施するとのこと。実施期間中に立ち入らないよう、ご注意ください。(仲)

※この件についての詳細はこちら(通知文書PDF)をご覧ください。

くまくまく。

昨日はカノちゃんたちとデート。

菖蒲ヶ浜から栃窪、熊窪と通り、千手ヶ浜へ。

随分と暖かい日で、栃窪ではまさかの水遊び[E:sweat02]
熊窪では落ち葉の掛け合いをして戯れる。

で、1002号線を低公害バスに乗って帰る。

けど、お客様の画像なんで、画像無し。

替わりに、こんなん。
141012_kumadana

その1002号線の出口付近の国道。
画面右上に、茶色い塊があるのわかる?

これ、クマダナ(クマが木の実を食べた痕)。
こんなのが、竜頭の滝上から赤沼の国道沿いに沢山あるんだ。
例年ならクマダナを探して、ようやく見つけるくらいなんだけれど、今年はドライブしながらでも見れてしまう!

紅葉ばかりではなく、こんなのを見るのもオススメ。

で、これは赤沼~湯滝の間でも結構見られるんだけれど、その区間で今パトロールが行われているんだよね。

猟銃持った人が歩いているかもしれないけれど、驚かず、現場ではその人達の指示を聞いて動いてくださいな。

thirty one

そんなこんなで、使えるネタを求めて戦場ヶ原の展望台まで行く途中。

141003_megi

真っ赤なメギ

141003_takatoudai

真っ赤なタカトウダイなんかが目に留まる。

でも、もっと目に留まったのは

141003_kumadana

クマダナ。
あちらこちらにあるものだから、指折り数えながら戻る。

結果、展望台から赤沼国道まで、目視できる範囲に少なくとも31本。
31ケではなく、31本。
危うく指が足りなくなるところだった(笑)

でも、そろそろ今まで見たいな集中的な目撃情報は無くなるか、目撃パターンが変化する頃じゃないかなぁ?

なんて話を、赤沼のお茶屋さんに立ち寄りしていたら、なんだか店内が賑やかな。
というか、目に留まる行動が・・・

141004_satuei
何撮ってるんだ??

どうやら撮っているのは、ゆばそばとソフトクリーム
ここのソフトクリームはthirty-oneにも勝るとも劣らない、地域No.1のコスパを誇る(と思う)。
まぁ、31食べたこと無いから適当な事言っているけれどw

ブログやFBにしては本格的すぎる機材。
と思ったら、TV撮影らしい。

なんの撮影だったかは・・・また後日?

オイラのメモ書き。
9/30 戦場ヶ原にて雪虫初認
10/3 立木駐車場にてアサギマダラ
同   戦場ヶ原にてルリボシヤンマ×2、ネズミSP

ツキノワグマ観察記

さて、昨日の戦場ヶ原のツキノグマ、オイラとしては念願叶っての採食シーンが観察できました♪

皆がみんな見られるわけでは無いので、どんな感じだったかをレポート。

オイラが情報を貰ったのは、赤沼のお茶屋さん。
いつも通りに顔を出したら、「なんか、今もいるってさ。」

スーツ姿のまま、おっとりカメラで現場へ急行![E:camera][E:dash][E:dash]

着いたのは12時をやや過ぎたあたり。
先客に、「今は木の上にいますよ。」と言われ、しばし待機。

オイラが視認したのは、木から降りてきた後。
時間軸と画像を簡単に紹介。

12:14~18
140915_tukinowaguma

笹原をガサガサ動き回る。

140915_tukinowaguma1

ミヤコザサから肩付近が出ていたから、体高70~80cmくらい?
成獣だよね。

12:18~55頃
140915_tukinowaguma_nesoberu

倒木の上でお昼寝。
このだらしない寝姿ww

12:55頃~13:30頃
笹薮をガサガサ移動し、木に登る。
姿は見えないが、木をへし折る音が響く。

この後、しばらく対象の木を見続けるが、視認も出来ず、音も聞こえなくなり、ロスト。

14:02~15:05
140915_tukinowaguma2

やや下流、博物館ブログにある木と思われる場所に出現。

140915_tukinowa_tukinowa_2

月の輪もバッチリ[E:scissors]

140915_tukinowaguma3

140915_tukinowaguma4

同じ木の半ばから上を登って降りてを繰り返し、15:05に木から降りて笹薮へ。
ここで暫くロスト。

140915_suityuu

15:08~11
湯川水中にいるツキノワグマを確認。

15:12~20
再度対岸に上陸し、笹薮を移動、立木に体を擦りつけ、ミズナラの木に登り、降り、別の木に登る。

音も姿も確認出来なくなったので、観察終了。
付近にいた人達に、5分程クマの説明をして、現場を離れる。

さて、ここからは真面目な話。
まずは、FBにアップした動画を2本。

1.ツキノワグマが梢付近まで上がっている様。

2.どんぐりを食べるツキノワグマ。

見てきた?
特に2の方の音声に注意。
クマ鈴の音と観光客の賑やかな歓声とが入っているのが分かると思う。

まず、この場所はどこか。

140915_mokudou

ここにいた。
オイラが動画2を撮っていたのが、まさにこの場所。
観光客はオイラから離れて、クマの正面に10人くらい?

140915_kankoukyaku
こんな感じに。
でも、クマがクマよけ鈴に反応している気配はない。
それより遥かに大きな観光客の歓声。

この後、ツキノワグマは木を降りて、川に移動したわけだが…

140915_trace

中央赤丸がクマのいた場所。
(赤いラインは再上陸した動き、青いラインはロストしている間のクマを予測した動き)

ここでも観光客は動画2の様に賑やかに撮影をしていて…
さすがに見かねて、冒頭からいた先客はカウンタースプレーを取り出し、オイラは退避を促し。
でも、立ち去った人は僅か。

140915_tukinowaguma_up

対岸にいたはずのツキノワグマが湯川の中にいて、15m程の距離で正対。
【木道側に移動をしようとしていた】という可能性が考えられるんだけど…

しかも、距離15m程。
人間でさえ10秒もあれば届く距離。いわんやツキノワグマをや。

相手はブラウン管の中にいる訳でもなければ、彼我を遮る金網もない。

昨日の記事に書いたお母さんの発言。
こっちに来ない保証は無いんでしょう?なんでみんな平気で見てるの?

答えは、【危機感の欠如、または麻痺。

動画を撮っていたオッサンは、欠如。
歓声を上げる観光客は最初恐る恐る見ていたので、麻痺。

ひがな観察していたオイラが言うセリフではないのかもしれないが、基本的には騒がず、刺激しない様に速やかに立ち去るのが正しい。

ちょっと考えればわかるでしょ?
ツキノワグマと同じ場所で時間を過ごせば過ごすほど、リスクに曝される時間は長くなるのだから

長くなったので、そろそろオシマイ。
最後に復習。

その1.過去ログ ゴミと人と・・・と
 人馴れしたクマと、それにより殺されるクマを作らない為に。

その2.過去ログ 戦場ヶ原開通と、熊騒動私見
 過去に事故があった事も忘れちゃいけない。

その3.日光湯元ビジターセンタークマ情報
 クマ頁は、オイラが作った頃からバージョンアップ。
 地図も載っているので、短期間に多発している場合は、そこを避けてコースを設定するのも大事。

奥日光は、こんなクマたちも当たり前に生活をする場。
過剰に恐れる必要はないけれど、畏れをもって対したいよね。

人に応じて

一昨日、雨の降る中庵滝までのガイドツアーを決行。
滝までお客様をご案内したけれど、メインはその手前。

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途中の一帯は、奇妙な樹木の博覧会。
みんなで、なぜこんな姿になったのだろう?と、樹木の人生?について思いを巡らす。

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なんとこのお客様、ワットマハタートの仏頭をご覧になった直後にたまたま森人を見て、「日本にもあんなものがあるなんて!是非行ってみたい!!」 なんだってさ。

普段はあまりハイキングをなさらないそうなので、片道2時間以上かけてのんびりと滝まで往復。
雨が降ったり止んだりだったので、ルートをいつもと少し変えて、出来るだけ下草が無く、かつ樹木の下を通れるように現場アレンジ。

森人取材の裏話とかしつつ、大笑いしながらのツアーでした。

対して、下見日。
こちらはお天気にも恵まれ、歩き出し早々に
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アイノミドリシジミの姿。

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森の中にキラキラと煌めき飛翔する様は、あたかも妖精が円舞を踊る様[E:shine]

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こんなガラガラの回廊を

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えいゃっ! と登る緑沢の中には

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ハコネサンショウウオの姿。

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「この子たちは、黄色の帯や、この黒いツメがあるのが特徴なんですよ。」と、手のひらの主。

・・・あれ?
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昔刈込で撮ったこのサンショウウオ、同じだよなぁ?
刈込湖にもハコネがいるって事か。
なんか、最近記録していない色んなデータが出てくる。
多分、見ているけど気づいていなかったり、わからず放置していたり…
精度の高い情報を、エリアとして蓄積する必要性を感じる事がしばしば。

でも、やっぱり気を遣わずに一緒にいられるのと遊ぶのは、新たな発見もあるし、知らん知識も得られるし、楽しいなっと♪

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相変わらず放置されていた同行者たちが、同じ感想だったかは知らないがww
ほれ、現在地を確認しながら進め~!

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あら・・・?

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まさか…

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やっぱりか。 
前の奴らもここを間違えたなぁ。(遠い目)

ー 8分後 -

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・・・死んだな。 "f(¬_¬)

ツアーのお客様の様に、「そこに行ければ良い。その景色が見たい。」という方は案内してお連れするけれど。。。

誰かの後をついて行こう。
トレースがあるから、それを辿ればOK。
ルートマーカーがあるから行けるでしょ。

こんな景色を素晴らしいと思い、こんな場所へ行きたいと願うなら・・・

オイラは、君たちがそれをするのを認めない。

同行者に、「経験が違うんだから、そんな無理を言わなくても」なんて言われたけれど、経験が違うからこそ無理を言うのだけどな。

やったことが無いのだから、出来なくて当然。
オイラが共にいられる間に、好きなだけ迷えば良いのさ。
ここの森くらい、自在に歩けるようになれると良いよね。

もしかしたら、面倒くさがられていたりするのかもしれないけどw
知ったこっちゃねぇや ( ̄τ ̄)

明日も庵滝へツアーの予定。
上海から楽しみにいらした常連のお客様。
さて、どんなガイドにしようか…

と思っていたのに、朝からバシャバシャの雨。
昼過ぎからは、時に窓の外が白くなるほどの風雨になって・・・

歩道へのダメージはどうなっているだろう?
ハイキングには行きたいと仰るし、さぁてどうしたものやら。

また出たゾ。

(140727_22:11追記あり)

今日は、オイラ2度目の日光Fanラジ、電話出演予定。
だものだから、10時前からずっと電話に出られる状態で待機。

用意したネタを確認。確認。確認。。。
電話が鳴らん!

ハイゼット君に行き栃木放送をつけると、「打った~~っ!![E:baseball]」

あれ? 高校野球やってね?

なんだ、日程間違えたか? じゃぁ、行動開始!
と思ったら、電話。
収録に切り替わりましたとさ(笑)

今回用意していたのは、こんなネタなんだけど、使ったのは半分くらい?
やっぱ5分は短いや。

~~~~

ご来光…確率は凡そ半々。雲が無い時は4:40頃にご来光で、雲海の上に出る事もあるが、そんな時は4:50頃であることが多い。実体験からは4:00頃には空が明らみ始める。
H18年には登拝祭の期間中毎日ご来光が拝めた。

気温…夜間登山の時は一桁まで落ちる事も珍しくない。風速1m毎に体感温度は1度下がると言われる。また、日中であっても天候次第では14~5度。反面、好天時には6合から上は木陰が無く、想像以上に暑い。
男体山頂のライブカメラは壊れているが、気象観測施設は稼働しているので、二荒山神社や日光観光ライブ情報局などから、事前に確認しておくと良いだろう。

救護所…8/1零時開門の日は、4合、7合、頂上に救護所がある。

自然…ウスユキソウ(エーデルワイスの仲間)が登山道近くで見られる。また裏の9~8合まで足を延ばすと、ハクサンシャクナゲやダイモンジソウ、ハナヒリノキ、クロマメノキ、コケモモなどのツツジ類が見られる頃。
また、マイヅルソウ、ツマトリソウ、シロバナヘビイチゴなどが下界よりも季節を遅くして咲いている。

コースタイム…通常は登り3.5時間。(自身は写真を撮りつつ3h弱。)

~~~~

収録された分は、15時過ぎからの放送だったらしい。

そんな感じで、オイラの声がまたも日光FANラジに流れていた頃。

またも出没。
140726_kuma

かっわいい~[E:heart04]

140726_kumasiri

もう、このお尻のキュートな事っ!

ただ、出た場所が・・・

140726_point

またかい。
幸い、一心不乱で人間なんか気にも留めなかったって話だけれど、う~ん。。。
情報提供者は、全国内水面漁業協同組合日光支所
何かを食べていたって事は、あの中に誘因があるとしたら、また現れる?

どうも、戦場ヶ原をうろつくこの子にはクマ鈴は効果が無いらしいなぁ。
・・・日に2000も3000も歩く人が鈴鳴らしまくっていれば、さもありなんという気もするが。

皆さんも、通行時にはご注意を。
見かけても、騒がない事。
及び、間違えてもフラッシュを炊かない事。

何故かと言うと・・・
以前、東照宮のお祭りでフラッシュを炊かれた馬が暴れた事があったし、この前オイラがノンビリ写真を撮っていても一切気にも留めなかった猿が、他のハイカーが来てフラッシュい発炊いただけで逃げ出したんだ。

相手はクマだからねぇ。

それともう一つ。
誘因となるゴミを捨てない事。

追記。
昨日の16時過ぎに、同地点での目撃情報あり。
鈴を鳴らしたハイカー4名、他2名+2名が現場にいたが、鈴に反応することも無く薮に顔を突っ込んで、何かを食べていたとの事。

小田代原西側平日通行止め

先日、事前お知らせをしていた通り、小田代ヶ原工事の工区②が終わり、明日から工区③に移るそう。

その結果、小田代原西側は平日通行止めになるそうです。
期間は9月下旬まで。
予定通りなら、土日は通行できるはず。

って、【戦場ヶ原からこんにちは】に情報が。

長く文章書くとメンドウクサイので、詳しくはそっち読んでください(笑)

today’s 1shot (蛇注意)

140714_nyoronyoro

なかよしこよし。

戦じゃぁ~~!!

者ども、出会え~!
戦じゃ、戦じゃ~!!

140504_gamagassen
戦場ヶ原でガマ合戦じゃ~!

ちょっと用があって赤沼に出た”ついでに”、戦場ヶ原を散策。

140504_housetu

アズマヒキガエルだけではなく、

140504_watasuge

ワタスゲの花や、

140502_aojigama

アオジ、

140504_nyuunai
ニュウナイスズメ、

140504_hooaka

ホオアカなんかを観察しつつ・・・

140504_kaeruwalk

丁度開催されていた戦場ヶ原カエルウォークも併せて観察してみるww

140504_karamatu

他にも芽吹き始めたカラマツやマユミ、オオジシギの声、まだまだ殺風景に見える戦場ヶ原にも春の気配は沢山。

気配なんてあやふやな物には自信が無いっていうなら、カエルウォークに参加してみると、きっと色々な事を教えてくれるさ。
140504_gamamoti

こんな体験も出来ちゃうかも!?

ちなみに、今日のガマ合戦は小湿原が一番激しかった。
ガイドウォークなんかに参加せず小湿原まで行くと、赤沼から普通に歩いて1時間強、往復するなら2.5時間~3時間って所。

・・・ついでですけど、何か問題が?

赤沼に戻った後は、別の用務で中禅寺へ。
140504_sakura

予想通り、オオヤマザクラの開花が始まるっと。

140504_yasio

・・・おや?

140504_mankai

あら??
なんか、アカヤシオが満開な感じ??
予想よりもチョイ早いか。

明日がお天気なら、カメラマンによる熾烈な陣取り合戦が展開されるかもなぁ。

響け恋の歌!

140422_mizube
久々の戦場ヶ原。

水辺に近い場所で、耳に意識を向ければ、そこここで聞こえる恋の歌。
140422_enaga

夏鳥たちの囀り?
,
Non! Non!
140422_yamaaka
水辺で密かに響くのは、ヤマアカガエルの声。
野鳥たちの囀りほど大きく華やかではないけれど、確かに響く、小さな体の恋の歌。
,
戦場ヶ原の木道部に関しては、雪は殆ど消えてその点では通行に支障はないのだけれど、
140422_syousitugen
小湿原付近では木道の架け替え工事中。
歩くときは足元への注意が必要。
,
足元に注意しないといけない場所は他にも・・・
140422_yutakinomori

湯滝~小滝の森の中では、まだ雪が木道を隠してしまっている様な場所も。
オイラはローカットシューズで問題なく歩けたけれど、一般的にはオススメしないなぁ。
その辺のコース状況は、午後に遭遇した博物館がもっと詳しく書いているので、そちらに任せて省力化(笑)
,
;
実は昨日、10年振りくらいにお料理教室やっていてさぁ。
140422_ryourikyousitu
奥日光の鱒は
140422_beurre_blanc

オシャレな酒蒸しブールブランになりまして。
そんな事を口実に、いろんな話をしながらお酒を飲んでいたら・・・
あれ??空が既に青くなり始めたぞ f(^^;;
そんな次第で、超寝不足なのです (__).。・°
;
あ、そうだ!
今日の戦場ヶ原で、ひと声だけオオジシギの声を聞いた。
ノビタキやアオジの姿も見たし、奥日光の各所で恋の歌が響き渡るまで、あと少しだね♪

2014 戦場ヶ原シカ捕獲

今年も、戦場ヶ原シカ侵入防止柵内のニホンジカ有害鳥獣捕獲が行われるそうです。
添付文書に「銃器を用いた」とあるので、例年通りって事でしょう。

期間中は、下図赤い破線の遊歩道が立ち入り禁止ルート、黄色の範囲が立ち入り禁止区域となるので、小田代原や高山、1002号は入れない。
なので、スノーシューやXC、或いは写真撮影を予定している人は、当該日に予定を組まない様にご注意を。

期日:平成26年
2月27日(木)、28日(金)
3月 5日(水)、 6日(木)、 7日(金)
3月12日(水)、13日(木)、14日(金)

時間:午前8時から午後5時まで。

140203_sikakujo

冬の戦場・小田代原

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良く晴れた日の戦場ヶ原、久し振りに参りましょうか♪

140108_ipponbashi
お、一本橋♪

「この先で、霧氷が出ているよ。ハラハラ落ち始めたから、急いだほうが良いよ」
通りすがりのカメラマンの声。

目的地は違うけど、寄り道してみるか♪

140108_mokudou
戦場ヶ原の歩道は踏み固められて、道具なんて無用。

140108_muhyou
お、確かに霧氷♪ コンデジでも意外と撮れるもんだな。

とりあえず目指すは小田代原。

140108_mori
光の差し込む森の景色。

140108_usagi_footprint
さて、これなんの足跡??

140108_odasirogate
小田代のゲートも随分と埋まり、不用意に歩くと頭をぶつけてしまう程。

140108_1002
珍しく凍結していない1002号を歩けば、

140108_odasirohara
小田代原に到着、っと。
寄り道しつつで、1.5時間ってところ。

140108_hodou
まぁ、森の中も踏み固められていて歩き易かったってのはある。
この辺は利用者が多いので、降雪直後とかでなければ、道具無くても歩ける事も多い。

雪の森はルートが見づらいけれど、戦場・小田代一帯には赤いリボンが着いているので、歩くときはそれが目印。
特に戦場ヶ原の湿原部や、小田代の草原部などは冬でも立ち入り禁止なので、初嗤いされないように、ルートを確認しつつ進みましょう。

べー太、早めにクリスマス?

今日の湯元は朝から青空!
なんだけど、不在中の除雪の後始末で、雪剥ぎと屋根の雪下ろし作業。
他にも今夜のコンサートのプログラム作りや演者さんとのやり取り…
なんで当日になってから突然ノタマウノデアロウカ、この事務所。
不在の期間が長いんだから、自分らで先々考えてやっとけってんだ、マッタク。

そんな次第で今日もネタ無し。
なので、昨夜からチマチマ書いていた記事をアップ。

~~~~~~~

実に3年ぶりに、なかがわ水遊園を訪ねてみた。

131222_kapipara
おお、カピバラさんだ♪

131222_doctorfish
あれ?ドクターフィッシュがいる。
期間限定じゃなかっんだ。
つい肘とか足とか突っ込みたくなったんだけど、目の前に「お腹がいっぱいになっちゃうので、片手で」との張り紙が…
思考を読まれたっ!?

131222_hitodenose
仕方が無いので、近くの触れ合い水槽でドチザメの背中にヒトデを載せて遊ぶw

131222_kakurenbo
なんの変哲もない水槽の写真。
なんてことはなく、ちゃんと生き物がいて…
コイツなんだっけなぁ?

こちらも水槽。
131222_pipapipa
百均の出来の悪いカエルのおもちゃが3体。
と思いきや、ピパピパという歴とした生き物。
何故に壁にナナメのまま止まっているんだろう??
コイツの交配&誕生シーンを見てみたい…
こんな具合になるらしい。(人によっては閲覧注意)

131222_moriao
いやん[E:heart04]
モリアオちゃん可愛っ!

おっと違った。
今回の目的は水棲の生き物じゃなかった。

見たかったのは、これ。
121222_otosigo
透明標本の世界。
もう3年(もうちょっと前?)くらい前から気になっててさぁ…
綺麗だと思わない?
薬品を使って体を透明化、硬骨を赤く、軟骨を青く染めるんだそうで…

131222_hakohugu
真っ赤なハコフグ。

131222_torazame
青いトラザメ。

ちなみにさっきの可愛いモリアオちゃんは…
131222_moriao_toumei
可愛くないなぁ[E:down]
しかし、そうかぁ。
モリアオにはそんな秘密があったとは。
やはり上っ面だけ見ていちゃわからん事も多いな。

この透明標本の展示は、1/19まで。

ちなみに、12/25まではアマゾン大水槽にサンタクロースがいます。(動画
円筒形の水槽の中を歩けるので、頭上に魚やカピバラがいる事も。
で、上を見上げたら…

131222_kiss
いやん (*/▽\*) 熱烈~[E:heart04]
とか思ったら、サンタさんが教えてくれるには偶々なんだってさ。
2回続けてだったから、そんな習性があるのかと思っちまったい(恥)
気になる事があったら、水中サンタに質問をするとボードで答えてくれるんだよね。

131222_santa
クリスマスまでいい子にしていたらサンタさんが来てくれるのか。
このサンタクロースはやっぱり、ピラルクーに跨ってやってくるのだろうか??

・・・ま、オイラみたいに悪態つく悪い子のところにはサンタさん来てくれないだろ(¬¬)

なかがわ水遊園
大人600円、子供250円、幼児無料
〒324-0404 栃木県大田原市佐良土2686
TEL 0287-98-3055 FAX 0287-98-3115

偽レンジャー現る!?

さっきチェックインしたお客様から、
「今日、クマが出たんですってね。」
・・・聞いてないなぁ?

もっしも~し[E:telephone] ↑って話があるんだけど、情報ある?
無い。OK~[E:happy01]

もっしも~し[E:telephone] ↑って話があるんだけど、情報ある?
え?来館者からのまた聞き情報がある?
ふ~む・・・ OK[E:despair]

・・・さて、と・・・[E:catface]

[E:clock][E:clock][E:clock] 回想シーン (°、°) [E:clock][E:clock][E:clock]

まだVCに勤めていた頃、妙なオッチャンに会ったっけなぁ。
戦場ヶ原でなんか人が群がっているなぁと思ったら、小鹿がいて、その群衆の中で一人の人が話をしているんだよね。

「シカは群れで動くので、1頭いたらその背後に70頭からの群れがいます。」
・・・戦場ヶ原にそんだけの群れがいたら、きっと見えるよね?オイラにゃ見えないんだが…心の眼とかで見てる??

別の日、そのオッチャンをまた見かけた。
「A隊、B隊、聞こえるか。現在戦場ヶ原の展望台。シカ70頭の群れが○○方向に向けて移動中。△△方向へ追い込むように。オーバー。」
・・・あれ?無線のコールバックが無い??

また、とある日の泉門池。
「あ~、○○、こちら××リーダー。太郎の山頂よりこちらが確認できるか?そうか、確認できるか、そのまま監視を続けてくれ。」
・・・ごめん、泉門池から太郎の山頂って、木が邪魔して見えないと思うんだ。
よしんば見えたとして、その逆は厳しくない??

ある日の来館者カウンター。
「今日、戦場ヶ原でレンジャーの方に会ったんです。いかにも!って恰好で無線でやり取りして、大変ですよね。」
・・・このエリアでレンジャーっていうと、環境省の職員なんだけど、いかにも!って恰好は決してしてない。精々、ワッペンくらいなんだが・・・??

「さっき、戦場ヶ原でレンジャーの方に会って、花の名前を教えて頂いたんです♪」
・・・それ、名前違うんですが・・・

そんな情報が時折行き交い、情報をまとめてみると・・・
いかにもレンジャーという恰好で、主に迷彩を身に着けている。
腰に無線をつけ、時折誰かに指示を出している。
・主として日曜日や連休などの繁忙期に現れる
現れるのは泉門池や戦場ヶ原の展望台など、人が集まりやすい場所
・何某かの解説を行うが、内容が正しいとは限らない。

・7や70という数字が好きらしい(笑)

・・・あれ?
オイラが見たオッチャンと同一人物じゃないのか??
まぁ、ちょっと間違えた情報くらいで、実害が無いし、みんなして「またいるや」って放置な感じか。

その後、鳥取に行った後、古巣から新聞のスクラップFAXが届いて、そこには

「戦場ヶ原に偽レンジャー現るっ!」的な

どうも、解説活動がエスカレートしてしまったようで、「昨日、戦場ヶ原でクマに人が襲われて重傷を負いました」なんてことを喋りはじめちゃったみたいでさ。
ちょっと悪質だというので、三段ぶち抜きくらいの記事になっちゃったんだ。
今でもスクラップをとってあるはずなんだけど、どこやったっけなぁ・・・

[E:clock][E:clock][E:clock] 回想 終わり [E:clock][E:clock][E:clock]

突如始まった回想シーン。
実は、最初の電話で情報が無い事を確認した瞬間、“オッチャン”が頭に浮かんだ。
で、お客様から風体を聞いて見ると・・・

・迷彩を身にまとって、如何にもって雰囲気。
・腰につけた無線で会話をしていた。が、レスポンスがあったかは不明。
・戦場ヶ原の湯滝が見える場所にいた。
・西ノ湖から小田代の間でクマが今日いたという情報だった。

二つ目の電話は、
【”北戦場で巡視の様な恰好をした人から、今日クマが出たから気を付けるようにと言われた”という情報が寄せられている。】

 

誤解が無いように断っておくけれど、今日の人と件の”偽レンジャー”が同一人物であると言っているのではない。
が。オイラ個人には、同一人物である可能性が強く想起される。

また、”今日、クマがそのエリアで目撃されていない”と言うものでもない。
但し、
1.目撃が西ノ湖~小田代間の1002号線沿いであったならば、低公害バスを管理する博物館に情報が無いわけがなく、
2.クマに関しては昨年の事故以来、クマ情報のネットワークが曲がりなりにも構築されているので、正式な目撃情報であって、且つこのエリアの関係者であった場合は、そのネットワークに対して情報を提供するであろうことが容易に想像しうるが、その情報が情報集約施設に届いていないことから、地域内の関係者ではありえない。

まぁ、何が言いたいかというとだ。

情報は鵜呑みにしちゃダメよ[E:ng]
とくにセンセーショナルな物ほど、情報の詳細を確認をしましょう。

オイラだって知らず嘘言っているかもしれないしさ?

またもクマ糞

今日はお客様からのご依頼で湯ノ湖一周3時間の旅。
終盤に湯ノ湖西岸を通ったら、

130914_kumahun
★印の地点にクマの糞。

1309_kumahun
9/9に見つけたクマの糞は▲地点で、いずれもシウリザクラの実を大量に摂食していて、今日の場所は背後の斜面が急で獣道らしいものが無い。

という事は…(以下、個人的な推測)
1.背後に獣道が無いという事は、付近の獣道から遊歩道に出て、遊歩道を歩いていた可能性がある。
2.シウリザクラの実に変わる摂食対象が出てこない限りは、シウリザクラの実を食べ続ける可能性がある。
1と2ならば、今後もしばらく周辺をクマがうろつく?

いずれのクマ糞に関しても目撃情報が無いので、いわゆる黎明薄暮の時間にいたと考えられて…

ハイカー・観光客・釣り人の皆様。
暫くの間、夕方や早朝に湯ノ湖の西岸歩道を使うのは避けた方が賢明じゃないかと思います。

食欲の秋

湯ノ湖周辺をフラフラしていた時のこと。

130909_kometuga
ふむ。誰かは知らねど、齧歯系だな。

130909_sawasiba
こちらのサワシバも、周辺に散らばっているものに種が残っていない。
やっぱり齧歯のどれかの仕業だろうなぁ。

木の実も実り始め、山は食欲の秋。

とうぜん、冬籠りに備えた彼らも食欲の秋なわけで…
130909_kumahun
シウリザクラの実が大量に(というか、ほぼそればかり)含まれた、クマの落とし物。
湯ノ湖の西側で…

見つけたのは月曜日です m(_ _)m
見た感じ、その日かせいぜい3日の間って気がした。

まぁ、もともと棲息域で目撃情報もある地域なのだから、クマの糞があったからって騒ぐほどのことではないのだけれど。
一応、お知らせでした。

画像詰め合わせ

撮ったはいいが使っていない画像の詰め合わせ。

毎年、アサギマダラが舞っている姿を下から撮りたいと思っているのだが、上手くいかない。

130816_asagimadara
惜しいっ! ピントは悪くないのに思いっきり被ってる…

130816_asagimadara_2
う~む、ピントが甘い。
これは、また来年に持ち越しだろうか…

130820_marubadakebuki
ガイドで出かけた千手ヶ浜。
マルバダケブキの花畑。
その群落たるや、森の一角が黄色く染まる程。
綺麗なんだけどねぇ。

湯滝の森付近にて3枚。

130820_jimuguri
ジムグリ・ジム君。
捕まえて遊んでいたら、付近を通る人が「嫌だぁ~っ!」
別に触れと言っているわけじゃなし、ほっといてんか。
コイツのお腹はとても綺麗なのになぁ。

130820_takesimaran
タケシマランの群生。
ジム君と違って、地味にひっそりと生っているので大半気づかずに通り過ぎてしまう。
可愛らしいのだけどね。

などとやっている近くでスズメバチを目撃。
・・・なんかクマイチゴの葉に対して妙な動きをしているなぁ、と思ってよくよく見たら…
130820_sesujisukasiba
スカシバじゃないですか!
食草と合せて考えると、セスジスカシバで良いんかな?
この後、遠くに飛んで行かれてしまって、画像はこれっきり。
もっとじっくりと撮れれば、秋のレクチャーとかに使えたのになぁ。

130819_kiobikurosuzume
こちらは湯元での一コマで、今度はちゃんとスズメバチ。
奥から木の屑を加えて出てくるので、キオビクロスズメバチが巣穴を拡げている感じ。
基本的には大人しい奴らなので、この写真は30㎝くらいの距離で撮影している。
但し、真似をして刺されても責任は持てん。

季節が秋めき、随所で大きいのから小さいのまでスズメバチの姿を散見する様になってきたので、甘いジュースとかを飲むときは周囲に気を付けましょ~。
まぁ、寄ってきたところでこちらが攻撃しなきゃ、大半刺して来たりしないけどさ。

刺されたら痛いかって?
さぁ??

オイラ、日頃の行いが良いせいか、今までハチに刺された事無いのよね( ̄τ ̄

クマ出没中

という記事が博物館ブログに載っています。

個人的には、なぜいつも会えないのか…と思うけれど、最近の目撃情報を見ている限り、事故が起きる前に対策を打った方が良いように思うなぁ。

対策を取るなら、≠射殺の方向性でなんとかなる事を願います。

以下転載

このところ戦場ヶ原・小田代原周辺で目撃が相次いでいます。昨日も赤沼~青木橋間でも長時間にわたり出没していました。

_mg_3927

(木道上を歩いたり、何度も木道を渡ったりと大胆なヒト。8月16日16:00頃撮影)

もともと奥日光はクマの生息地、通常だと「普通にクマが暮らしている場所なので、ご注意くださいね~」なんて話をしています。

ですが、今回の戦場ヶ原周辺の出没に関しては、時間帯は関係なし、人通りの多い少ないにも関係なしと、ちょっとドキドキな状態です。

戦場ヶ原・小田代原散策をご予定の方は、スタート前に赤沼自然情報センターや湯元ビジターセンターなどに立ち寄って最新の目撃情報を把握し、場合によってはハイキングコースを変更(もしくはクマが出ているときは歩かない)するなどして下さい。

事故が発生してしまうと人もクマも不幸。そんなことにならないよう、よろしくお願いします。(仲)

山ガールツアーの下見

今年は7月の天気が安定しなくて、普段ならさっさと済ませている筈の滝への下見がギリギリに。

130731_akaiwataki
赤岩滝の雄大さはいつも通り。

130731_mizuba
水場もパイプが落ちていたいけど、いつも通り利用可能。

130731_tosyou
渡渉箇所は若干石の並びが変わったかな?
うまく辿れば、靴でも行ける。

ちょっと変わったのが、今まで落石が積もっていた場所。
130731_2nd_iwaba
こんな感じに落石が片づけられて、車が通った痕がある。
何か作業が行われているかもしれないので、通る時は邪魔しないようにね。

あと、気を付けてほしいのが、林道をショートカットできる場所。
130731_kariharai_kiken
誰かが良かれと思って刈払ったんだろうが・・・
こういう手入れの仕方は危ないと思うんだよ。
間違えてもこのエリアで転ばないようにね?
槍衾になってしまうぞ[E:sweat01]

ちなみに、カワネズミを目撃したのはこの日
130731_hutari
同行者が1名いたのだけど・・・
それはまた後日、別の話?

130731_nihontokage
このくらいにカワネズミが撮れていれば、万々歳だったのになぁ。

そんなわけで、下見も完了!

山ガール(じゃなくても可)の皆さ~ん!
ご参加、お待ちしてま~す
[E:happy01]

水中モグラ カワネズミ

130731_kawanezumi
カワネズミが至近に来たのよ!!
その距離5cm。

近すぎてピント合わねぇって[E:sweat01]
しかも、動きが超早いし…
シャッター速度1/200じゃ映らない。

次の機会があれば、500で挑む!!

・・・次の機会があればね・・・

千載一遇のチャンスを逃したぁ~~っ[E:crying]

130731_kawanezumi_sensui
わかるかなぁ?
水中にいるんだけど…

カワネズミ、別名ギンネズミ。
これでモグラの仲間なんだってさ。
こんな具合に水中に潜って、水棲昆虫や、場合によっては体長より大きな魚を仕留めて喰うそうな。
銀色に見えるのは水中にいる時だけだったから、沢山の空気をまとって、その空気が銀色に見えるのだろうな。

そんなことネットでカタカタ調べていたら、
Myearth_kawanezumi
こんなカードを発見。
地球環境カードゲーム MyEarth

このカードゲームいいなぁ。
学生のころ、こんなゲームを作ったら男の子たちにウケるんじゃないかと思っていたんだけど、本当に作っちゃう人がいるとは[E:eye]

結構本気で欲しいけど、プレイする相手がいないww

昨日は動画だったので、今日はGIFアニメで。
130731_kawanezumi_sensui_2

超レアものなので、本物が見たいって人は・・・
岐阜まで行ってみる??
とってもタイムリーに生態展示をやってるみたい。

世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふ
幻の水中モグラ カワネズミの展示をはじめました!

クマハギパズル。

先日のクマハギらしきもの

違う可能性が提示されたなら、やはり検証してみなくては!

ってことで、一人で歩いている時にパズる。

130715_kumahagi1
こんな感じか。

130715_kumahagi2
この隙間のパーツが見つからない・・・

130715_kumahagi3
剥されたものを裏から見ると、完全に貫通している穴が。

こういう事が出来そうなのは、大型獣だろうなぁ。
奥日光で大型獣というと、クマ、シカ、カモシカくらい。

今の季節にシカは角がまだ柔らかく、鋭利に樹皮を傷つける事が出来ないと考えられるので、除外。

カモシカとして考えると、鋭利な傷や穴の間隔が角の間隔に比して狭すぎる。

やっぱ、該当しそうなのはクマだわな。
青木橋の下流の奴も真っ黒い毛が付着していたしな。

ぃよし。自分の結論はとりあえず出た。

はぁ~い!オヒサシ。
実は斯く斯く云々で、クマではないという人がいてさ。
あの剥し方をクマだというのは濡れ衣だってのさ。
オイラが見る限り、クマしか思いつかないんだが、剥している現場を見たことが無いんだ。
で、クマが剥しているの見た事ない??

ふんふん。

OK!さ~んきゅ♪

いました!
クマが樹皮を剥している現場を見た事がある人。
で、その直後に剥した現場の写真も撮っている。
曰く、「濡れ衣じゃなく、クマです。下顎を使うと、そんな跡になるんだよ。」

さて、次の疑問と検証、問題は・・・

疑問:クマが牙で剥すという話を聞いたことがあるが、この痕は爪じゃないのか?
検証:実際にクマの頭骨を現場に持っていき、門歯を当てて痕を比較する。
問題:歯が傷んでいないクマの頭骨をどうやって入手するか。

“問題”が一番の問題だぁ[E:shock]

誰に聞いたかって?
130716_capture
このカーソルの先にいる怪しい熊だか河馬だかわからんのに
こやつは、なぜか動物との遭遇率が高いんだよなぁ…
オイラ、なんで遭わんのだろう??

 

そりゃ、最初っからググったり聞いたりすりゃ話は早いんだけどさ。
でも、「ググって出てきた。はいオシマイ。」
ってのはなんか違うと思うんだよね。

これで、次に会った時に「濡れ衣というのは誤解です」ってちゃんと答えられるや♪

欠け気味の刈込湖

130629_karikomiko
欠け気味の刈込湖。
湖水が少なくて、欠け気味ってのじゃなくて、情報が欠け気味・・・

もっとも、今日もガイド中だったので、子供らの休憩中とかにパシャパシャなので、情報はいい加減。

大量のオタマを見るのに飽きた子供たちが次に見つけたのは、

130629_tobikera
水辺にうごめくトビケラ。
ナニトビケラかは知らないけれど、水中の落ち葉や、砂礫で実に巧緻に筒巣を作る。
でも、こんな風にして手に載せて見せたら
「気持ちわりぃ~!!」 ・・・(T^T)

130629_itokinpouge
いつの間にやらシーズン到来、イトキンポウゲ。
奥日光では目にする機会が多いのだけど、日本全国でも分布は特異的で、環境省のRDBでも絶滅危惧ⅠB類に属するらしい。

なんて事を書くと盗掘…なんてお馬鹿さんがいないとも限らないけれど、こんな愛らしい姿をずっと愛でて欲しいと思うので、過去にもネタに取り上げてる。

湿原を好むってあるけど、オイラが見ている限りは湿原よりもそれに近しい砂礫地でよく見かけるな。
そして、ほんの30~40年前には湯ノ湖畔でも見られていたという事を、今日初めて知った。
探したら・・・多分もう無いのだろうなぁ。

130629_ogarabana
遠くに見えたオガラバナ。
こいつの写真は手持ちに無いんだよなぁ。
試にコンデジで撮ってみたけど、使いものになりゃしない[E:down]

130629_kumahagi
最後は歩道脇で見かけたこんな物。
オイラはこれをクマハギと習った。
その後見かける都度、クマっぽい痕跡や、黒い毛が付着しているのも確認している。
でも最近、マタギと接点のある人から、これはクマじゃないと言われて・・・
クマの剥し方も気になるし、クマが剥いでいる所に出くわしたいものだけど、歩道のすぐ脇でガイド中にやられたら・・・

まさに魂消るだろうなぁ(苦笑)

ってな感じで、超いい加減な切刈情報。

ま、なにも無いよりマシでしょ。

聞こえた鳥の囀りを適当に記してオシマイ。
ルリビタキ、コマドリ、コルリ?、センダイムシクイ、エゾムシクイ、メボソムシクイ、ミソサザイ

なってないなぁ・・・

130623_sankyaku
先日のツアー中の一コマ。
わざわざ湿原に三脚立てやがって!
・・・ベンチに座ってレンズを覗くためか。

声をかけたい所だけれど、分かっていてやってる奴らだから、素直に応じるとも思えない。
ツアー中だから我慢っ。
なってねぇ大砲鳥屋はキライだ。

130621_saru
別の日のまたツアー中。
常連さんと一緒に小田代に行ったら、展望台付近にサルがいた。

130621_ame
彼?の戦利品だったのだろうが、放置するわけにもいかず追い払うも、一袋持って逃げられた。
小袋が散乱していたので、チマチマ拾う。

お客様:袋、あるけど使う?
β:あ、すいません。助かります。
生徒:あれじゃね?先生が盗られたっていう俺らの飴って。

β:生徒さんの話だと、これは皆さんの飴ですか?
先公:あ、はい。
β:斯く斯く次第でサルが出ているので、ビニール袋を出しておかない様にして下さい。
先公:生徒に飴を配ろうとしたところにサルがやってきたもので…

あ、逃げたのが1002号の真ん中で残りを食べてやがる[E:eye]
奇声を上げつつダッシュで追いかけ、更に回収。[E:thunder][E:dash]

β:これ、残りの飴です。お返しします。
先公:あ、はい。

その後、歩いて行くとアチコチに

130621_ooubayuri
へし折られたばかりのオオウバユリが。
時間とタイミングから、こんなことやったのは飴を盗られた学校の生徒か・・・
ちゃんと、どんな場所に修学旅行に行くのか、勉強させてから来いよ。
んっとに、なってねぇなぁ。

・・・あ。そう言えば・・・

あの教師、一言の謝罪も礼も言わなかったな[E:gawk]
っていうか、飴を拾っていた場所から10mと離れずにゴミ拾いをしていて、お客様や生徒と教師の距離は3mも無かった。

会話内容っは聞こえているのだろうから、普通、「申し訳ありません、私たちの物です!」とか、「猿に盗られてしまって…後は私たちが自分で拾いますので。お手数おかけしました。」とか言わねぇか?

そんなんで、子供の教育が出来るのかよ?

道幅一杯に広がって対向に道を譲りもしない学校が山ほどあるわ、相手の事を考えもせずに機械的に挨拶をさせる学校が絶えねぇわ・・・

ガイド中にも、悪ふざけをしすぎる生徒を叱り飛ばしたりした後に、先生へ一応詫びを言うと「私、担任じゃないから・・・」

なんだろうなぁ、学校ってのは、授業を教えりゃそれでOKじゃないだろう?
家庭では行き届かない社会生活や集団生活を教えるのも学校の役割じゃねぇんかい?

最近は子供を躾けるべき先公共の教育自体が、そもそもなってねぇ!
先公どもは、もう一遍義務教育からやり直してきやがれってんだ。

当然、ちゃんとした先生もいらっしゃるのだけれど、大砲鳥屋同様、悪い方が目立つんだよね。。。

ま、話が大分逸れたけど。

1.立派な展望台が出来ているんだから、湿原にも配慮して見学しましょう。
2.小田代や泉門池にサルが出没するので、気を付けましょう。
130625_sarutyuui

ぐったり。

いやいや、ご無沙汰いたしまして。
今日はチェックアウトが終わったら明智までアカヤシオの様子を見に行こうとしていたのだけど、残念ながら果たせず。

と言っても、行ったところで何ほどの収穫もなかった気がするんだけど…
前回様子を見に行った時には、あと4~5日なんて思ったんだけど、それは順当な気温だった場合の話。
5/1・2・3と寒くてさ。
開花が止まっていると思うんだよね。

記事を信じて見に来ちゃった方、ゴメンナサイ[E:shock]

正直、こんなに冷えるとは思わなかった…
朝方の気温が連日0度って[E:sweat02]
もう蕾が綻んだあとなので、寒気で花が傷んでいないと良いのだけど。
花が傷んでいなければ、週半ばから週末が見頃になっていると…

思うんだけど、傷んでいたりして咲いていないと、またゴメンナサイだなぁ…
(なんて事を書いていたら、流石のタイミング!)

そんなアカヤシオの様子見を放って何をしていたかと言いますと。

車を出して、チョビっと無償ガイドしてと絶賛フォローアップタイム[E:happy01][E:sweat01][E:clock]

まぁ、せっかく軽くご案内するならばカメラを持って、と。
130506_yutaki
本日の湯滝。
最近、右岸で倒木が出て滝に引っかかってしまった。
確か湯滝ってば特保だと思ったけど、こんな時はどうするんだろう??

130506_siuri
湯滝周辺でもシウリサクラの展葉が始まり、

130506_niwatoko
ニワトコもまもなく花が咲きそうな?

そして、今回のメインはこちら。
お客様に男の子がいたから、ご紹介したら見たい!っていうので。
130506_kurosansyouuo_rankai
クロサンショウウオの卵塊。
昔から時折ここで産卵されているんだけど
ここ、しばらくすると水が涸れるんだよなぁ。
でも頻繁に目撃されているってことは、無事生育しているのか?
情報ソースよりも大きくなっているし、観察しやすい場所ではある。
あとは時間さえ確保できれば?

お別れ時にはご機嫌だった感じだから、うまくいったかな?

GWだっつうのに、閑散期より2名減とかあり得ん[E:wobbly]

エラーが出ないわけがないじゃないか…
もうグッタリ[E:sad]

明日はオヤスミだぁ!コンチキショウめっ!

いってらっしゃい!ようこそ!

130331_akayasio
ちぇっ。
今日はもうちょっと爽やかな画像が撮りたかったな…

今年の調子なら、そろそろ咲いているんじゃないかと思ったんだ。
今年も東武日光駅前のアカヤシオが開花。

過去の様子を見てみると…
2008年4月5日 ほぼ満開(以後無し)
2009年4月5日 開花直前 その10日後
2010年、2011年 駅前記録無し。
2012年4月11日 開花目前 およそ半月後

今年の4月は市内が忙しくなりそうだ。
明日から霧降のセンターが開所の予定だから、そっちからも情報が発信されるようになるはず。
開所に合わせて明日行こうと思っていたんだけど…
4/1~3は動けそうもないや[E:down]

一方、湯元でも早い春が。
スキー場は予定より一日早く営業終了。
スキー学校の先生達から、ツチハンミョウが現れたっていう知らせが入ったり、支配人代理からは
130330_yamaaka_rankai
早くも卵塊を見つけたって情報が入ったり。

ま、今日で3月も終わり、明日から4月だものねぇ。
春なんだわぁ…

そして、今日で3月が終わり、明日から4月ということは。
年度の変わり目でもあるわけで。。。

流石にちょっと淋しいかな。
それに、なんだか自分だけが足踏みをしているような気がしてしまうし…
いつまでたっても道筋をつけることさえできない。。。

なんていう、オイラの感傷はほっといてw

旅立つ人たちには、蕾が花を咲かすよう。
新たな人たちには、卵から大きく育つよう。

感謝と信頼と期待を込めて。

カイセンタヌキ

アナグマがいるよ!
って言われて見に行ったのだけど・・・

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コイツはアナグマじゃなくて、タヌキ。
タヌキっぽくないのは、アチコチ毛が抜けてしまっているから。

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オイラも間近で現物見たことないのだけど、疥癬に罹ってしまったのだろうと思う。

疥癬だとすれば・・・
原因となっているのは、センコウヒゼンダニ。
名前の通り、皮膚下に穿孔(穴を掘る)し、その体液を吸い生活、繁殖をする。

ペットが媒介したという説は、未だ専門家の間でも結論が出ていないようではあるけれど

タヌキは犬科で、罹ったタヌキと接触すれば犬にも罹る。
罹った犬と接触すれば、タヌキやキツネ、イヌにもまた罹る。

マナーや法令、スタンスとしての犬連れの是非ではなく、ペットに自由を与えようとリードも付けずにコントロールできない条件下で連れ歩いた場合、大事なペットがこんな状態になる可能性もある。

更には。
センコウヒゼンダニは体を離れると長く生きる事は出来ないそうだけど、長く生きられないだけであって、体から離れたら生きていけない訳じゃない。
野生動物のすみかである以上、「そこにいつ居たか」など誰にもわからない。

こんな事は、ペット飼養者として知っておくべきだと思うな。

また、感染したペットは薬を与えてもらえるけれど、野生動物はその限りではない。
もしもペットが媒介した場合、ペットは助かるけれど、野生動物は助からない事になる。
(実際、今回も報告はしたけれど、山奥だからそのまま放置という事になった。)

最近、ペットを連れて歩く人が増えてきているように感じるけれど、ペットにも野生動物にも、こんなリスクがある事も併せて知っておくべきだろうね。

さらには、一時的にであっても人にも感染をする可能性があるらしい

たまには、ちょっと真面目な記事も書いてみる。

カモシカカモ

明後日の下見に出かけたついでに、山をうろうろ。

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この足跡は…[E:flair]
追っかけましょう~[E:run]

思わず、いやっほ~い![E:good]

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う○ちと、おし○こを見つけて歓声を上げてしまった[E:coldsweats01]

だってさ、したばっかりなんだよ?
辺りはお○っこと思しき香りが・・・
( ̄●● ̄) 針葉樹っぽい香りだな。

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糞はこんな感じで、シカと比べると形状が歪。
こっちは・・・ ( ̄●● ̄) あれ?なんか獣っぽい?
草食獣ってあまり匂わないイメージなんだけど…

辺りをキョロキョロすると
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何粒あるやら。

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お、食痕が新しい。

探せば近くにいたような気がするんだけど…

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実に見晴しの良い場所で、断念。

多分、この食痕たちはカモシカで良いと思うんだな。

しっかし、困ったな。
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本日のオイラの装備。
トレースを追う限りはスノーシューやカンジキいらないや。
トレースを外しても、嵌れば腿だけど基本は脛丈。

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雪が無い~~っ!!!