カテゴリー別アーカイブ: 遊歩道

雪を舐めちゃいけない。

昨日の朝方、除雪を済ませると空は青空。

刈込湖行ってみるか。σ(°、°)
朝の雪は乾いていたから小峠まで90分として、その先刈込湖まで…150チョイかな?

121211_karikomiiriguti
源泉からの入り口。
当然のように踏み跡が無い。
さて、行けるだろうか?

迷わず行けよ、行けばわかるさ。
踏み出せばその一歩が・・・

121211_ippo
これかよ[E:coldsweats02]

121211_konsei_kouten
金精道路との交点。
この先に足跡が無いかと、薄い期待をしていたのだけど

121211_kotouge_natumiti
やっぱり誰も入っていない。

えっさ、ほいさ、う~~っ・・・ ウラウラウラっ!!

121211_kotouge
小峠着。
陽が落ちた[E:wobbly] 撤退・・・[E:down]

オイラは普段なら小峠まで30分程度。
多少雪があっても40~50分もあれば十分。

昨日の所要時間・・・

140分[E:clock]
普段の5倍、予想よりも5割増し。
(参考:同じ140分の行程

カンジキを履いているのにも関わらず、少なくて脛丈、場所によっては腿までのラッセルが続く状態。

太陽が出ている間は体感温度が暖かくて雪も湿り気を帯びていて、ラッセルを繰り返すレインウェアが濡れてしまう程。

でも、日が傾いてくるに従い、徐々にウェアが白くなりはじめ…121211_russel

小峠で5分程の休憩をしていざ動き出そうとしたら、レインウェアからバリバリという音が[E:sweat02]
ウェアが凍った・・・[E:penguin]

普段生活している限りにおいては、こんな条件はなかなか想像しづらいと思うんだよね。

だから冬になると、ルートも知らずに入ってくる人や、WEB上の知識や夏のコースタイムで所要時間の計算を立ててくる人、大雪の最中やその予報が出ているのに山に入っていく人、日中用の恰好のみの軽装で予備の防寒具も持たずに入っていく人などなどをしょっちゅう見かけるんだけど・・・

雪の量だけじゃなく雪質によっても所要時間は変わるし、これだけの雪だと慣れていない場所ならルートを見失う可能性もある。
今回みたいに暖かい日でも日差しが落ちた瞬間から、急激に冷え込む事だって当たり前。

上みたいないい加減な行動をしていると冗談抜きに、死ぬことだってあるんだからね?
雪は、楽しい美しいばかりじゃないんだ。

雪を舐めちゃいけない。

オイラだって、普段はこんな日は行かない。(シンドイの解り切ってるし、誰か道をつけてくれれば…ww)
でも、オイラ一応ガイドだしさ?
経験蓄積とトレーニングを兼ねて行ってみたわけだ。
途中から何故か笑えては来るけど、正直全然楽しくない(苦笑)

皆さんはこんな無理をしないで、安全にこの冬を楽しみましょう♪

戦場ヶ原開通と、熊騒動私見

書かなきゃならない溜まっている記事その1.

昨日の小田代原、実はついでだったり。
本当は、昨日通行止めの解除が為された戦場ヶ原歩道の確認に行っていたのさ。

121023_akanumabunki
こちら赤沼側入り口。

121023_odasirobunki
こちら、泉門池の南側、小田代と赤沼の分岐点。
左が赤沼への道、右が小田代への道。

そして、赤沼の木道入口や、この左側の道は15時になると
121023_hodouhuusa
こうなる。

この日の戦場ヶ原は生憎のお天気だったけど、

121023_yukawa
湯川沿いのカラマツが綺麗に黄葉しているし、

121023_senjougahara
この感じなら・・・
陽射しさえ射せば、こんな景色になるはず!

ただ、前回も書いたように上のバリケードは15時になると閉じられるので、自分の移動時間を考慮したうえでどうぞ。(コースタイムで1時間を所用)

なんてな具合で、開通直後の無人の戦場ヶ原を歩いて、ついでに小田代へ向かっていたわけだ。

そして、オイラがそんな事をやっている間に、赤沼のお茶屋さんに来客があったそうで。
なんと、件の熊に襲われた御仁。

これより先は、オイラが書かなくてもいい記事その1。

今回の事故に関して、各所からの情報や新聞などのメディア発表などを見てみると…
1発生場所…小田代だったり、青木橋だったり。
2事故時の人数…一人だったり、夫婦連れだったり。
3受傷者の行動…鴨の写真を撮っていたなんて情報があったり。
4クマの出現…木道脇のブッシュから突然現れていたり。
5受傷内容…これは同じか。噛まれた場所が顔とか手とかだったけど。
6鈴の有無…クマよけ鈴をつけていたっていう情報も。

実際の事故内容
1.赤沼から300m程の地点を
2.一人で木道を歩いていた所、
3.突然湯川にいた鴨が10羽程飛び立ち、何事かと顔を向けると、
4.対岸から湯川を横断してクマが走ってきて、
5.驚き転倒したところを圧し掛かられ噛まれた。
6.当時、クマよけ鈴はつけていなかった。

事故後の対処
遊歩道の通行規制
猟友会により2頭の雄熊を駆除(新聞発表)

書かなくてもいい記事その2.(これは書いてもいいか。)

今回はたまたま受傷者ご本人が戻ってきて説明をしてくださったので、正確な状況がわかったけど、その前は本当に情報がグチャグチャ。
虚実が入り混じって、情報として使いづらいったら。

そして、本当の情報が無いと、その後の対策も取りづらいと思うんだけどなぁ・・・

以前も書いたけど、こうした時の情報の伝達の仕組みを作り直す必要があるんじゃないかしら?

書かなくてもいい記事その3.

一般的に言われているクマの習性からも、オイラの経験上も、4が理解しづらい。
対岸まで15~20m程離れているあたりで、人慣れしたクマであるという情報も来たし、その可能性も考慮して駆除になったのだと思うんだけど…
人慣れしているのだとしたら、うまく言えないけど法則性とか、目撃情報の内容がもうちょっと違ってきそうな気がするんだけどなぁ?

で、鴨を撮っていたなんて話があったから、フラッシュに反応したのではないかと思ったけど、本当に歩いていただけみたいなので、この可能性も消えた。

オイラが他に思いつくのは、周辺で目撃されている親仔熊くらいしかないんだよなぁ。
でも親仔だとすると、成獣は・・・

書かなくてもいい記事その4.

今回週末に通行止めになったでしょ?
そうしたら、「せっかく歩きに来たのに、なんで歩けないんだっ!!」って人が結構いたんだってさ。

・・・通してやりゃ良いのに。
ただし、何があっても自分の責任って承諾させてさ。
でも、この手の人は「もっと強く止めてくれればこっちだって考えを変えたのに!注意喚起義務を怠ったのが悪いのだから保証しろ!」とかって言いそうだよなぁ。

だいたい、クマの行動考えれば、戦場ヶ原の木道部より周辺のミズナラ林の方がよっぽど遭遇の可能性が高いと思うのに、規制が無ければ安全だと思えるのがまた理解できない。
危険って自分で感知・判断するもんでしょ?

前から何度も言ってるけど、奥日光はその全域がクマの生息域なんだって。
事故の時のニュース動画でも、「こんな所にまでクマがいるなんて」みたいなコメントがあったけど、『こんな山奥にまで人がいる』んだって。
その辺も踏まえて利用するのが、自然公園の利用なんじゃないかとオイラは思うのだけどなぁ。
自然公園に来るのに、自然を排除しなきゃ許されないなんて、エゴイスティックで変な考え方だと思わない?

書かなくてもいい記事その5

今回の対処を見ると、11月30日まで通行規制。
・・・冬籠り待ち?
2頭が駆除をされたけど、地域から根絶するわけにはいかない。
やっぱり、地域としてクマが生息するエリアだという取組を推進していくのが良いと思うなぁ。

当事者の方は大変だっただろうなぁ、とか、観光地での管理としては妥当だろうなぁ、とか、管理者が苦労しているなぁ、とか、まだ受難は続くのだろうなぁ、とかはまた全然別の話。

タイトルにあるでしょ?
これはオイラが勝手に思っている事さ。

真面目系な記事は、
この記事の末尾にまとめてあるので、そちらをご参考に。

戦場ヶ原歩道、クマ関連規制変更

クマの事故発生後通行止めとなっていた戦場ヶ原歩道に関して、以下文書が届きました。
121022_kumakisei
全面的に通行止めであった歩道が、日中の時間に限り通行可能となります。

戦場ヶ原の通行規制は、次の通り。

  • 立入規制区間:赤沼の木道入口から小田代分岐間(規制変わらず)
  • 規制期間:平成24年10月23日より11月30日まで
  • 通行可能時間:午前9時から午後3時まで。
  • 特記事項:バリケードが設置され、当該時間に開閉を行う為、通行可能時間内に、規制区域から出る事。
  • 特記事項:当該区間でクマの目撃があった場合に、急遽封鎖の可能性がある

以上です。

早い話が、9時から3時までの間しか戦場ヶ原のメインルートは通行できない。
その時間以外は立ち入りが禁止されるので、午後2:30頃から歩こうとかしてもダメ。
(規制区間を通り抜けるのに、コースタイムで1時間を所要。)
突然立ち入り規制がかかるかも知れないので、行程には余裕を持つこと。

って辺りかな?

オイラだけじゃ信用できなきゃ、こっちやこっちもどうぞ。

ん?泉門池まで??
湯滝側から小田代は行けるんじゃなかったっけ??
・・・明日確認しま~す。
=>通行可能です

戦場ヶ原でクマ事故

既にニュースなどでご存知の方も多いかと思いますが、本日早朝、戦場ヶ原自然研究路上でハイカーとツキノワグマとの事故が発生しました。

その事故を受け、現在同歩道は通行止めとなっています。

出先からの投稿の為地図等添付出来ません。
詳細はビジターセンターブログ(右側ツールバーにリンクあり)をご確認下さい。

続報が入りました。
10月20日~22日の間、戦場ヶ原歩道の赤沼分岐~小田代分岐が通行止めとなるそうです。

詳細並びに地図はビジターセンターブログをご覧ください。
(2012/10/19_12:44_モブログ投稿 20:23_追記)

2012 切刈の紅葉 その2

そんな次第で混んでいるのは判り切っているので、今日はお出かけ無し。

そして、その1を作ったのでその2。

121013_karikomiko
あれ? あんまり変わってない気が…
肉眼で見ると進んでいるのが判るんだけどなぁ?

ん~・・・ f(=へ=;)
いいや、適当に貼り付け。

121009_sugihira
下見の時からたっぷりあったスギヒラちゃん。
・・・沢っ山あったのに、なんとも残念

121013_kirikomiko
見る機会の少ない切込湖の様子。
今は水量が少ないので、湖は二つ。

121013_hirohakatura
小峠下のヒロハカツラはもう少しでまっ黄っ黄。

121013_sannoutouge
山王峠はベニサラサドウダンの赤が綺麗。

そして、
121013_nobitaki
ノビタキがまだいた。
・・・ノビタキだよな??

121013_sannnoutouge
・・・ここにダブルの木道を通すくらいならっ!!

121013_koutokutoilet
右下の看板に注目!!

・・・バリアフリーってなんだろうね?

以上、作ったはいいけど処理に困った2012年切刈紅葉シリーズでした。
余計なタイトルつけなきゃ良かった[E:down]

2012 切刈の紅葉 その1

本当は、初霜初氷後の10/9、竜頭滝の色づきが進んだか比較用画像でも…
と思っていたけど、博物館の紅葉アルバムに掲載されていたからいいや(笑)

さて、そんな次第で使おうとしていたネタを捨てたので急遽本日分へ切り替え。

今の切刈方面の紅葉状況を端的に示す画像2枚。

121009_karikomi_tate
1.刈込湖

121009_karenuma_tate
2.涸沼

刈込湖畔の紅葉は、ピークまでもうちょっと。
やっぱり冷え込みが遅かったからかな。

涸沼はカラマツはまだ早くて、山王帽子はかなり色が進んでる。

121009_sannoubousi
右下隅に見える白いラインが山王峠のガードレール。
山王林道は峠付近なら紅葉見頃って感じじゃないかな?

さて、他にもネタはあるのだけど、明日もガイドだし眠いので、オシマイ。

あぁ、忘れてた。
切込湖から涸沼方向に5分程度進んだ場所に
121009_kakarigi
こんな風なかかり木が。(写真は涸沼方向から撮影)

121009_kakarigi_setten   
接点がこんなものしか無いので、通行時は一応ご注意を。
って言っても。
接点部分は生木だし、オイラが引っ張ったり、蹴ったりしても折れないんで当面心配無いと思うけどね。

って感じで、ホントにオシマイ。

旨味

台風が直撃する前に、関係機関とチラっと打合せ。
午後に戦場ヶ原のガイドが入っているし、職務上(ホテル付きガイド)としては自社に宿泊する学校向けに情報を伝える必要があるから、戦場ヶ原へ行きたいのだけど…

ガイドの依頼者が現場を見て判断する必要があるだろうし、それぞれの所管なんかを考えると、オイラは菖蒲ヶ浜~千手~西ノ湖担当だな。
なんて感じになっていたので、菖蒲に車を入れていざ出発!!

と思いきや。
「中禅寺湖の北側は管理者が入るそうだから。で西ノ湖~千手は他に出せそう。他はアレでコレで。。。」[E:mobilephone]

…ん~。。。(=益=)
じゃぁ、別にオイラ行かなくても良いかなぁ?
でも、せっかく来たし地域的には主要な歩道は押えてしまいたいよなぁ。。。

と、そんなこんなで高山だったわけですよ。

そして、これが携帯の酷い画像で投稿したヒロハカツラ。
121001_hirohakatura
下を通れるし、オイラが引っ張っても千切れなかったので、すぐすぐ落ちてくることは無いと思う。

他に、尾根線上に
121001_kutiki
コメツガ?の朽木が一本(尾根に出てすぐくらい)

121001_namaki
と、ウラジロモミの生木が倒れているのは

121001_gps
初めてこのGPS看板が役に立ったなww

この3本を除いては、落ちている枝などは多かったけど異常無し。
この三本も通行には問題が無いので、とりあえずOK。

このコースをこの時期に歩いても景観は然程開けないし、情報収集役としては旨味があまりないので、

121001_odasiro
もしかしたら溜まっているかも?と小田代まで足を伸ばしてみる。

121001_kusamomiji
夏がカラカラだったせいか水が溜まる事も無く。
一応、赤が発色し始めたのかな?
気温があまり下がらないけど、草紅葉を見るならこの週末くらいかなぁ?
その頃だと、竜頭が色づくにはまだ早いと思うし、ピーク時程は渋滞をしないと思うんだ。
それを過ぎてしまえば、今度は紅葉渋滞に嵌って草紅葉どころではなくなりそうな気も。

他のコース状況は、VCのブログ博物館のブログとにそれぞれまとめられています。
まとめを作らなくていいって、楽だなぁ。
危険性があるのは、④の戦場ヶ原のかかり木くらいかなぁ?

その他画像s

121001_ringokenmon1
山頂にいたカラフル毛虫。
見るからに触りたくない感じなのだけど…

120929_ringokenmon
こんな写真もあったりするww
この子はリンゴケンモンの幼虫。
見た目は毒々しいけれど害は無い。
けど、これとそっくりで毒のあるモンシロドクガというのがいるそうなので、無暗に手に乗せたりしない方が良いよね。

先のハンノケンモンといい、ケンモンの仲間は毛毛毛が多いのかしら??

121001_dakekanba
1002号へ降る途中。
ダケカンバの古木が綺麗に紅葉して(笑)

雨後のせいか、キノコもあちこち。

121001_masutake
赤味が目立つマスタケ。

121001_sangoharitake
分岐が美しいサンゴハリタケ。

121001_benitengutake
おぉ? ベニテングタケ!?
・・・旨味が凝縮されているらしいじゃないか・・・( ̄¬ ̄)
か、傘だけだったらもしかしたら。。。(¬¬)

そうそう。
切刈歩道も然程問題が無かったらしいよ。

木道化されちゃった…

そんなこんなで、小田代やら竜頭やら戦場やらと紅葉情報を求めて歩いていた一昨日。

小田代北ゲートへ近づくと…
120928_koujityuu
ファンシーな看板がww

確かに小田代の木道上にネコが通った痕があったのだけど、工事情報入ってないよなぁ?と思いつつ進めば、

120928_odasirokita_3
こんなに立派な木道が[E:sweat02]

ん~・・・ f(=へ=)
この区間でシングル木道かぁ[E:gawk]

木道が敷かれていると、『木道を降りちゃいけない[E:ng]』的な感じになってしまうし、あまり好きじゃないんだけどなぁ。

それに、この区間は結構通行量が多くて、修学旅行の団体も通る場所。
その条件下でここにシングル木道を通されるとチョット厳しいのだけど。。。
利用実態を知っているのかしら?
オイラじゃなくても良いから、現場を歩いている関係機関にでもヒアリングしてくれれば解る事だと思うんだけどなぁ。

しかも、一本道の区間が長いのに退避する場所も無かったり、広葉樹林下なのだけど雨天用の滑り止め処理がされていなかったり…

120928_odasirokita_4
併せて、エロージョン(浸食)の深い所は土留めの柵をして土を入れてあったけど、なぜに横一本なんだ??
ここは傾斜によって浸食を受けているんだから、せめてコの字型にしなければ、結局土が流れてハードルになるのがオチだと思うんだけど。

120928_odasirokita_1
それに、どうせ土留めの柵とか入れるなら、真ん中の泥濘も軽く処置しておいてくれれば、左側の巻道の植生を復元させることが出来るのに・・・

とかとか、利用者視点としては色々と言いたい事はあるんだけど、小田代北のゲート付近から泉門池間の半分くらいに木道が敷設されました。

今回の敷設で、年配やチビッコには通りづらかった
120928_odasirokita_6
分岐の段差や、

120928_odasirokita_5
ここの段差も解消されたし、

120928_odasirokita_2
大雨が降ると川になっていた区間も木道が出来たので、利用しやすくなった側面もあるのだけれどね。
(リンク先2枚目の奥に横たわっている木の根が画像右側に映っているのと同じもの)

で、兼ねてより工事が進められていた小田代橋(泉門池北~光徳分岐間の橋)も完成し、
120929_odasirobasi
新しい橋が通行可能に。
まだ古い木道の撤去なんかが残っているので、工事は続いているけどね。

で、で。
そんな泉門池周辺の木道沿いが、ただ今こんな景色に。
120928_izumiyado
クリックして画像を拡大してもらうと、左側の木の枝が折れているのが判るはず。

120928_kumadana_otieda
この時期恒例、クマダナでございます。

そして、クマダナの下にこんなドングリの欠片が沢山落ちていたのだけど、
120928_kiyou
ツキノワグマって、もしかして想像以上に器用??

歩道から確認できる範囲で、泉門池周辺にとりあえず2か所。
これから沢山溜め込む季節だと思うので、早朝や夕方の散策の際は気を付けてね。

あぁ、台風が直撃だぁ~。
歩道情報は、判明次第順次情報が上がっていくと思うので、かならず情報を確認して動くようにして下さいね。

お知らせ色々

いやぁ、一昨日に投稿するつもりが…
昨日の情報も入ったので、併せてお知らせ。

1.霧降かくれ三滝の橋流出。
2.中禅寺湖北岸の倒木
3.二荒山神社宝刀展と鍛錬式
4.クマレクチャー
5.小田代橋工事とヘリ輸送

1.霧降かくれ三滝の橋流出
一昨日に、霧降高原園地まで行っていたんだけど、そこのセンターハウスで
『「ハイカーから土砂崩れが出ています」っていう情報が寄せられてました。』
え!? 土砂崩れ!?
そういえば、霧降川にかかる橋が無くなっているという情報も、ガイド連絡会の連絡網にも来ていたっけ。
120708_santaki_tizu
場所としてはこんな感じ。
霧降滝から隠れ三滝を目指すと、最初に杉林の中をずっと下って行くんだけど、ここの橋が流されちゃっているみたい。
120712_hasi_ryuusyutu
で、貰った土砂崩れの情報は▲地点で、その下流側にももう一か所あったそうな。
霧降三滝入口のバス停から進めば、流れた橋も土砂崩れもパス出来るはず。
緑の線は地形図に載っていないけど、ハイキングコース。
7/12時点の情報がはじめのいっぽブログにあるので、そちらをチェック。
上の写真もいっぽさんからの貰い物。

2.中禅寺湖北岸の倒木
こっちは博物館情報
菖蒲ヶ浜~千手ヶ浜間に倒木が出ている様子。
こちらは今日処理に入る予定だそうだし、現状でも通行自体は可能だって。
小田代にも水がすぐに溜まっちゃうし、土中の水分が飽和状態なんだろうね。
傾斜地の移動は気を付けてね。

3.二荒山神社宝刀展と鍛錬式
Photo
今週末から、二荒山神社中宮祠の宝物館で宝刀展が開催されるんだって。
で、今週末の7/14、15、16の三連休中には、奉納刀鍛錬式が行われるそう。
この奉納刀鍛錬式を行う刀匠・宮入法廣氏、人間国宝間違いなしと言われる程凄い人らしい。
刀の鍛錬とか、個人的にもとても興味があるんだけど…
3日間ともガイド予定なんだよなぁ…
鍛錬式の時間は、各日ともに10:00、14:00.
詳しくは二荒山神社の特設サイトへ。

ちなみに…ある年齢層の男の子だと、別の観点から喜ぶかも。
某少年漫画で主人公が振るう祢々切丸って、ここの御神刀。
まぁ、本物は全長≒3.4m、重量22㎏なんで、人の手で振るうなんてとても無理だけど(笑)
他にも、国宝やら重要文化財の刀、山頂からの祭祀遺物などが祀られているので、歴史好きにはたまらない宝物館。

4.クマレクチャー
今度は自然系。
よくハイカーから、「この辺って熊が出るんですか!?怖~いっ!!」って聞かれるんだけど、逆だよ。人間が出てるんだ。
まぁ、そう聞きたくなる気持ちも解らないではないのだけど…
怖がる前に、きちんと知ってみる事から始めたらどうだろう?
「120721_クマとの付き合い方.pdf」をダウンロード
7/21 13:30~14:30 日光湯元ビジターセンターにて。
講師:鳥獣管理士 小川知可子 氏
参加費:無料

5.小田代橋工事とヘリ輸送
最後は、戦場ヶ原歩道の工事情報。
以前にお知らせはしてあるけれど、現在工事中。
一応、川沿いの歩道工事は終わって、これから小田代橋の架け替え工事が始まります。
それに伴って、三本松駐車場の利用規制、ヘリによる搬入・搬出、橋付近の数分間の通行止めなどがあるそうです。
詳しくはビジターセンターサイトブログへ。

って辺りで、うわっ、昼休が終わるっ!!

落ち穂拾い

沢山の小学生と沢山のガイドで賑わったある日。
午前と午後の狭間の僅かな時間、ちょっとだけ静かになった湯滝駐車場で、ふと視線を上げれば、人の活動などどこ吹く風で愛を語る者たちが。

120703_ruisuasinaga3
ハルニレの葉の裏にいたルイスアシナガオトシブミ。

120703_ruisuasinaga2
逞しい太腿ww
肥大しているのは前中腿節だから、力瘤という方が近いのか。

120703_ruisuasinaga1
ん~・・・
このカップル、既に揺籃を作っているけど・・・
まだ挿入っているよなぁ?
どのタイミングで交尾して、どのタイミングで産卵するんだ??

巻き上がった揺籃は、枝先に残されるものもあれば、
120703_ruisuasinaga_youran
足元に落とされるものも。

そんなオトシブミの落とし文を拾い集める人の姿が。
何時の間にやら一口50ヶを合言葉に周囲に伝染し、工事の人や観光客をも巻き込み、最終的には凡そ900個を数えたのだとか。

ただ、その拾う姿が。。。

120703_sanzaru
落ち穂拾いをする灰毛猿(笑)
どう贔屓目にみても、ミレーじゃないなぁ(^皿^)

このルイスアシナガオトシブミは平地にもいるはずで、平地だとケヤキを巻くので、興味のある人は来春チェック!!
意外と身近で見つかるかもよ?    

そうそ、台風後に情報が無かった中禅寺湖南岸歩道、千手ヶ浜~阿世潟までは、昨日の時点で異常らしい異常はなかったってさ。
ガイド仲間が言うんだから、大丈夫でしょ♪

べー太、噴泉塔を訪ねる。-後篇-

手白澤温泉から廃道を辿り噴泉塔に辿りついた一行。
帰路は別ルートで…

120530_hunsentou_hukan
もうちょっと早いと、アズマシャクナゲと噴泉塔付近のコラボが撮れたんだけどなぁ。
まぁ、アチコチで綺麗な石楠花を見られたからいっかぁ。

120530_root1
こちらもノッケからこんな道。
頭の中に響くはインディジョーンズのテーマ[E:cd]

それでも、こちらの道はまだマシ。

120530_douhyou
途中途中の道標も腐ってないし、

120530_root2
道も・・・

120530_root3
ごらんのとおり

120530_root4
しっかりとした道。

120530_root5
たまにこんなのもあるけれどね。

120530_root6
噴泉塔へ行くならコチラのルートから行くべき。

でも、やっぱり注意点。

1.トレッキングシューズだけでは行かない事。
2.でも、長靴も考え物。
3.そして、梅雨時期や台風後などには決して行かない事。

なぜならば!

120530_tosyou1
渡るのです。

120530_tosyou2
川を

120530_tosyou3
幾度も

120530_tosyou4
幾度も

120530_tosyou5
渡るのです。

120530_tosyou6
全部で・・・11回だっけ? 12回??

120530_tosyou7
まともに渡れた橋は一度だけじゃなかったかなぁ?

で、渡りながらも順次浸水していく長靴たち。
しかも、上からww
早い話が、長靴の深さよりも川の方が深いという(汗)

あれ??
入口の駐車スペースと、立派過ぎる橋を撮り忘れちゃった f(;¬¬)
入口は、こまゆみの里の近くで、駐車スペースは4台分くらいかな?
新しい地図には、こちらのルートが書いてあるものがあるはず。
物によっては、広河原の湯と通称される野湯までかも。

120530_hirokawaranoyu
画面奥のブルーシートがそれなんだけど、今回は足湯程度で我慢!!

だって~・・・

更に続く。

別目線。

竜頭が見頃

120517_mitubatutuji_kaika
ほい。トウゴクミツバツツジ。
え?開花したばかりで、見頃には程遠いって??

そりゃぁ、まぁねぇ。
中禅寺湖の北岸で開花した直後のミツバツツジの写真だし。
竜頭なんて、ここよりもなお寒いから、未だにこの紫が見えない物が殆ど。
でも、今年は思っていたよりも蕾の数が多いなぁ。

・・・この調子だと、見頃は来週半ばから週末にかけて??
ちょっと早いけど、月曜日のガイドも予定通りで行けそう♪
良かったぁ~~っ!!
もう、ドキドキしたよ。ホントに。

他にも
120517_hokugan_syakunage
アズマシャクナゲも開花していたけど、北岸は花までが遠いからなぁ…

120517_tawaraisi_syakunage 
俵石の近くまで足を伸ばすか・・・

120517_takayama_syakunage
いっそ、高山を経由するか。

石楠花も週の半ば以降だと思うけど、開花直後の色の濃さも捨てがたい。

120517_senju_sakura
週明けドンピシャは千手の桜?
既に満開の個体もあったけど、個人的に好きな一本はまだ蕾もあったし、見頃になってくれるといいなぁ。

この週末に桜を狙うなら
120517_kumakubo
熊窪がイチオシ。
ちょっとハイキーで撮りすぎて、シャドウを入れたけど、まさにこんな感じ。
良い色でしょ♪

他にも、ヒゲネワチガイやら、ヤマエンゴサクやらの草本類も開花したし、カエデ類の展葉も始まって、今の中禅寺湖畔は春の楽しさが溢れそうな良い感じ♪

但し、一か所注意。
120517_touboku1
菖蒲が浜方向から進んで、まもなく千手ヶ浜っていう場所に大きな倒木が一本。

120517_touboku2
怪傑ハリマオ現るww
←の火挟みの辺りにトレースがあるけど、あまり通り易い状況じゃないなぁ。
ちょうど、
2007年9月に台風で崩れた地点だね。
一応連絡済だけど、通行時は気を付けてね。

(5/18に処理が完了したとのご連絡を頂きましたので、安心してご通行下さい。)

歩道の状況変化ついでに。小田代原の通行止めが解除になりました。
いやぁ、雪解けの後に行ったらさ、テラスが貴婦人側に傾いてんのよ。
それが無ければ、もうチョイ早くに開通出来たんじゃないのかな?
浮いてる間に誰かさんたち、集団で乗らなかった??

ってな感じで、今日の更新もおしまい。

ってすると、竜頭の見頃はなんだっ!!
という突っ込みが来そうなので。

120517_ryuuzutaki_ooyamazakura
ほぉら、見頃。

120517_ryuuzu_migimata
これでもうちょっと花に日が入ればなぁ・・・

・・・ところで。
せっかく、更新休むって書いといたのに、何故ブックマークからのアクセスが連日200件を越すのかね??
いや、有難い話ではあるのだけどさ。 

2012 (略)実走!! 補足版 前篇

金精と山王を走った記事の補足。

の前に。
昨日の湯ノ湖畔。
120429_usagijima_iriguti
とりあえず国道側の歩道は兎島を除いて通行可能になったみたい。

120429_usagijima_kanban
見づらいけど看板。
西側は引き続き通行止め。4/29時点ではね。

~~~~~~~~~~

では本編。

久々のDjebeちゃんに乗って、ひとまず丸沼まで。
路面状況は、前回報告の通りで余程冷え込まない限りはノーマルでも心配ないと思う。

120428_marunuma_turi
丸沼は一足早く釣り解禁

120428_marunuma_ski
丸沼高原スキー場は、5/6まで滑走可能

120428_sugenuma_tozanguti
白根山、菅沼登山口。
想像以上に雪が少ないなぁ。
ってぇか、登りにいきてぇ!

金精峠を越えて、日光側に戻った後はブーンと一気に・・・

いかん。お腹減った[E:wobbly]

120428_totiotome_jam
フウドボアの春限定、手作りとちおとめジャムサンドで小腹を満たし・・・

下りイロハ坂へ。
オイラの口から、停めてみても良いよ、とは言えないけれど

120428_nyonindou
女人堂はカタクリが見頃♪

120428_kiyotaki_sakura
清滝IC付近も、桜が見頃になってきたねぇ。

この後一度霧降へ行き、お昼を食べに市内に戻る、と。

120428_eat_asai
旧日光市役所前の Eat あさい
中華とお寿司という不思議な取り合わせのお店だけど、地元ぃに愛される美味しいお店♪
写真はランチセット730円(ご飯お替り可)也~。

そこから虚空蔵尊の桜を撮って、
120428_takadake
その裏の高田家の桜を撮って、とりあえず前篇はオシマイ。

日光の桜は、少し遅めに見頃を迎える。
栃木のさくら や、観光協会の日光桜MAPもご参考に。

後編は、霧降→川俣→山王の間を・・・
今夜書けたらいいなぁ。。。

そうそう!
春になったら博物館の動きが活発になったし古巣も情報更新頻度が上がったので、歩道状況はとりあえずそちらで。

でも、あっちもこっちも更新されたか確認するのが面倒くさいなぁ・・・って人は、ガイド連絡会のTOPをご覧くださいな。
会員の運営するサイトのヘッドラインが表示されるようになっているので、更新確認が一気に出来ちゃいます。

連絡会の方のサイトは、のんびりと更新していくので、長い目で見てくださいな。

では、また今夜?お会いしましょ~ノシ

=>2012 (略)実走!! 補足版 後篇

進め、春!

120329_yunoko
今朝の湯ノ湖、湖尻よりの眺め。

120329_usagijima
同じく兎島。

現在、結氷率40%程度?
今日は暖かい一日だったので、更に氷も解けたかしら?

もうしばらくすると、割れた氷が湖尻に流氷の様に押し寄せる景色に出会えるかも?

スノーシューもまだ出来るけど、やっぱりそろそろ春が待ち遠しい。

春になれば、去年の10月11日以降通行止めのままだった小田代原の木道も開通するらしいからさ。

 台風等の影響により、平成23年10月14日から歩道の一部を通行止としている奥日光・小田代原については、雪解けを待って木道の復旧工事を行います。工事期間は1週間程度の予定です。
 利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、もうしばらくお待ちいただくようお願いいたします。

ですってよ?

情報元は、栃木県県西環境森林事務所
新日光市、鹿沼市の広大な範囲の歩道や林道なんかを管理しているので、工事情報などの正式通知はこちらから出る事が多い。

リンク許可を正式に頂いたので、右側のツールバーに追加しました。

小田代の歩道が再開されるのが楽しみだね♪
冬場も小田代に行く度、また小田代に行った人から、あそこは何時開通するのかと問合せが…
今後はそんなのは県西のサイトでご確認くださいな。

これで迂回する手間も時間も無くなるな♪

・・・でも、雪解け後か。。。

春よ、疾く進めっ!!

あ、そうそう。
4月2~6日までオイラの契約先が施設メンテの休館に入るんだわ。
だもんで、オイラもオヤスミ。
その間は記事更新しないと思うので…

自然系情報は博物館とかVCのブログや、SAWAさんの掲示板etcで集めてくださいな。

湯川沿い歩道工事情報

久々の湯滝。
120325_yudaki
湯川沿いの様子を見ようと思って行ったのだけど、生憎と雪が降っていて、

120323_kotaki
その間を縫って小滝付近まで。

120325_yugawa
春は春なんだけど、最近湿り雪が多く、スノーシューで歩く人も多いものだから面で踏まれて冷えて、テカテカに。

120325_yutaki_tyayayoko
特に、階段は場所によっては氷の坂道なので・・・[E:sweat01]

雪が緩むまでもうしばらく。
それまでの間はあまりオススメ出来ないなぁ。

では、春になると歩き易くなるのかと言えば…

ならない。
歩き易くなるのは、7月以降?

2012_
2012年4月から6月末までの間に、湯川沿い歩道(湯滝横~小田代橋間)の木道改修工事をやるんだって。

で、期間が重複するけど、4月から9月末までに小田代橋の架け替え工事。
栃木県県西環境森林事務所

この間は、交互通行になったり、待ちの時間が出来る可能性もあるそうな。
特にこの季節は修学旅行のハイシーズンなので、場合によっては200人の団体が交互通行なんて事態も起きうる・・・のかもしれない。

戦場ヶ原を歩く人もこの道を使う事は多いので、ハイキングなどを計画する際には、時間を余分に見積もりしといてくださいな。

金精道路除雪開始。

一昨日、中禅寺湖畔へ行く時に金精道路入り口を通りかかると…

120319_konseijosetu
早くも除雪開始。

明けて3/20。
120320_konseidouro
ここは源泉から登って来た所。
スノーシューコース、緑の石楠花平と青の小峠が分岐する場所。
画面奥は刈込湖への入り口。
綺麗に除雪がなされて、道路と雪面の間に70cm程の段差が。

更には、この除雪で飛ばされてきた雪は…
120320_hyoudan
こんな大きさの氷の弾丸[E:sweat02]

こんなもんが、
120320_gensen_nobori
正規歩道を埋め尽くしてしまっていて、歩くにも歩きづらい。

そんなわけで、まずは石楠花平コースが使用不可⇒リボン撤去に。
今後、順次ほかのコースもリボンが撤去されていくので、ご注意を。

まぁ、リボンが無いからスノーシューが出来ないわけじゃないし、むしろ今年は2月下旬からドカドカ降ったので雪はたっぷりあるので、まだまだ楽しめる。
まぁ、雪崩とかには注意が必要だけれどね。

但し、リボンが無いから地形図が読める必要性は出てきたよね。

地形図が読めるって、いいよぉ。
他人より長く遊べるもの[E:happy01]

スノーシューコースのリボン付

に、古巣と共に行ってきました

なんと驚くことに、これが今季初の金精の森歩き[E:sweat02]

120126_no9
(ね?同じアングルでしょ?)
まとめて降ったとはいえやっぱり雪は少なめで、普段なら全部隠れているはずの笹が見え隠れ。

基本的に大きな変更は無いんだけど、前から来ている人ならば、右岸側に違和感覚えるかも。

所々変えたんだ。
120126_change1
例えばここ。
右側の赤いラインにトレースがしっかりついていたんだけど、このラインだと春先に雪崩れの直撃を受ける可能性がある。
雪崩れを少しでも回避できるように、青いラインへ。

120126_change22
ここも赤いラインが従来の道なんだけど…

120126_change21
こんな具合で通りづらいので、その手前から青いラインで下へ。

一応、例年の雪崩れの様子や今年の状況も加味してコースの調整をしたんだけど、これで絶対安全ってわけじゃないので、コースに出る時は必ず自分で安全確認を。
この木も相変わらず立っていたしね。

石楠花平コースもリボンが付いたようなので、残すは小峠コースと湯元内の遊び用のみ。

コースリボンは4色。
今回の金精の森は、赤いリボン
古巣が付けた石楠花平は、緑のリボン
未設置の小峠コースは、青のリボン
そして湯元の中は、黄色のリボン

この色のリボンを見失わなければ、必ず湯元に帰れるはずです。

リボンが付いたので、オイラ達みたいな案内人がいなくて、山遊びに不慣れな人でも一応安心して遊べるはずなのだけど…

それでもやっぱり、地形図を眺めてコースと地形の把握はしてほしいなぁ。
昔の地図だけど大きな変更は無いので、スノーシュー使って現地で遊ぶ前に、お部屋の中で地図を眺めて遊びましょ♪

あ、リボン付けたからって、別に一人で行けって言ってるんじゃないよ。
スノーシューのガイドだってご希望とあらばもちろん承りますことよ?
ただ歩くだけとは違った楽しみを体験して頂こうじゃありませんか。 v(^^)

雪 戦場ヶ原 スノーシュー 注意

検索対策のタイトルww

最近はスノーシューガイドばかりで、他所の様子を見に行けなかったので随分と久々の戦場ヶ原。

120111_senjou
いい天気だけど、雪が無いなぁ…

だから、今のところは戦場ヶ原を歩く際にスノーシューはいらない。

最近の戦場ヶ原は、よっぽど大雪が降った後は別として、スノーシュー無くても歩ける事が多いんだよなぁ。

120111_wmokudou
降雪直後以外は、しっかりとした踏み跡が付いていて、スノーシューが滑り止め程度の役にしか立たない。

かといって、滑り止めの為に木道の上をアイゼン履いて歩くもんじゃないけどね

それと、戦場ヶ原には最初の写真のような幅広木道ばかりではなく、2番目の写真の様に幅の狭い2本木道もあるので、降雪後に真ん中を踏み抜いたり、落っこちたりしないようにご注意を。

あとは、木道を歩く時は木道の上にも要注意。
一日の内に日向と日陰を繰り返す場所では、
120111_mokudou_koori
踏み固められた雪が氷になって良く滑り、

更には

120111_mokudou_kouri_wareru
乗った瞬間に、パッカリ割れて良く滑る。
まるで、お風呂場で石鹸を踏んだように…

で、毎年毎年言わなきゃならないのが寂しいのだけど…

120111_humikomi

120111_mokudou_oriru
冬であっても、戦場ヶ原は木道の上を歩きましょうっ!
湿原を痛めるので、湿原から降りないように。

それは、雪が積もってきても同じこと。
湿原は雪が薄いので、下の植物を傷つけてしまいます。
ましてや…スノーシューを外すのがメンドクサイから木道から降りて歩くなんてのは、もってのほか!

これから迎える雪のシーズン。
戦場ヶ原を歩く際には、色々とご注意ください。

スノーシューやXCスキーを楽しむ?

本日もガイドの出番。

120109_saru
お猿がズミの実を無心に貪ったり、至近でヤマドリ♂を見かけたり、動物の足跡が結構見られたり、

120109_neko_choco
お客様から可愛らしいお年玉を百二万両も頂いたりと、楽しいスノーシューでした。

相変わらず梯子利用だったけど、お客様にも楽しんで頂けたみたいで何より♪
これを機に、雪のフィールドにも出てくれると嬉しいなぁ。

そんな石楠花平コースだったのだけど、

120109_asiato
いつもながら、一部風で雪が飛ばされちゃいました。
真ん中に中州のように残っている雪の理由は…覚えてる?

一方、戦場ヶ原周辺のXCコースは
120109_xc_cource
チェーンも解放され、滑走可能な状態になった様子。

もっと雪が欲しいところではあるけれど、なんとかスノーシューやXCスキーの雰囲気にはなって来たので、次に雪が降ったら雪のフィールドも楽しめるんじゃないかな。

そう。次に降ったらね。

だってさ、金精道路みたいに雪が無くなった場所や、除雪を済ませた湯元の町中をガッチャラガッチャラとスノーシューで歩く人がいるんだよ?

でさ、知らないのかと思って声をかけるじゃない?

『アスファルトの上とか歩くと、スノーシューの歯が潰れてダメになりますよ。』

「あ、大丈夫です。レンタルですから。」

・・・え?

レンタルショップに聞いて見たら、XCスキーも同じみたい。
雪不足だと、板を何本もヤラれてしまうんだって。

更に、今日の金精の森。
120109_humiarasi1

120109_humiarasi2
スノーシューで縦横無尽に笹を踏み拉いて駆け巡った痕が随所に。

・・・楽しむって、こういう事だっけ??
道具やフィールドに愛着も持たず、自分の所有物でも無い物を消耗品扱いする。
こんな使い方を、いつから【楽しむ】なんて表現するようになったんだっけ?

道具が傷むのは仕方が無いし、自然の一部を分けて貰う事はあるにしても、こんな使い方はなぁ…
だから、次に雪がたっぷりと降ったら。
この倍も積もれば、判断力が無くても影響を及ぼしようが無いでしょ?

道具もフィールドも、長く使えるように楽しんで欲しいものだ。

知らないという事

世の中、知らないというのは何とも勿体ないもので…

女峰山に星空を撮りに行った日のファイルを何気なく見ていたら…

111105_canopus
しっかりとカノープスが映っていた[E:down]
気づかなかったぁ~~っ!!
(画面中央下部、黄色味を帯びた星が南極老人星ことカノープス)

あたら長生きできるチャンスを逃してしまった(笑)

こんな事にならないためにも、事前学習は必要です。

えぇ、勘のいい方はお気づきでしょう?

そうですね。明日は星あかりの日
湯元に宿泊の方は送迎バスがあるので、各フロントへ。
日帰りの方は、直接三本松駐車場へ。

当然の事ながら星が見えない時もあるし、明らかに天気が悪ければ中止もあり得ますのでご了承を。
それと、本日21時の外気温は-11度。
必ず暖かい恰好でね。

もう一つ知らないと困っちゃうお知らせ。

湯ノ湖周回線歩道、冬季通行止めになったそうです。
個人的には湖尻から兎島ぐらいまでは通行できるんじゃないかって気がしないでも無いけど、まぁそういう事だそうで。
通行止めを知らないで湯滝まで行こうとすると、道路上を歩くしかないのだけど、これはあまりオススメ出来ないかな。

時刻を確認して、バスで行くことをオススメします。

だってさ?
湯滝の滝上って、カーブで地吹雪出るんだよ?
知らずに車道あるいていたら危ないじゃない。

一人の一歩?

昨日、北戦場を確認した足で向かった先は小田代原。

111213_odasiiroko
水位は減りつつも、見事に一面凍結。

111213_odasiro_suimen
僅かに水面を残すのみで、全面結氷まであと僅か。
雪に覆われてしまえば、いつもの小田代と同じになるだろうから、小田代湖の冬景色が見られるのもあと僅かの間??

そんな冬の小田代なのだけど…

111213_tatiiri
う~ん… f(´へ`)

気持ちは判らんではない。

オイラも出来ればここを通りたいし、写真も撮りたい。

その反面、

111213_1002_odasiro
この木道の下は未だに湖のまま。
人の体重を支えられる程には凍っていないであろうから、万が一落ちてしまうと、エラい事に…
木道の上も凍っているし、滑りやすい。
立ち入り禁止にしてあるので、やっぱり迂回路を通るべきだ。

ましてや…

111213_humiori1
うぉい。

111213_humiori2
こら。

勝手に通行止めを突破しておいて、それは無いんじゃないか?
なんの為の木道か。

『こんな事が続くくらいなら、注意書きだけして通行止め解除してしまえ。
落ちたらソイツが間抜けなだけ。』

なんて事が言えるのは、個人だからなんだろうなぁ…
国道まで急いでも40分。
凍った湖に落ちて、全身冷たい水に濡れたまま氷点下の風に吹かれて…無事じゃすまないよ。

それと。
前にも書いた気がするけど…

111213_isen
アイゼンってのは凍結した氷や固く締まった雪の上を安全に歩く為のもんで、木道を突き刺して歩く為のもんじゃないぞ?

で、こんな使い方をするってことは、土道の上でもきっと外さないんだろう?
樹木や笹の根を切断しながら歩く気か??

一人なら何ほどの事が無くても、何人も何人も同じことを繰り返したらどうなるか…

アンタらの一歩は、同じ事を考える他の誰かの一歩でもあるのだぞ?

北戦場、木道工事完了?

北戦場の木道改修工事が始まって以降、初めて歩いてみたら…

111213_kitasenjou
殆ど工事は完了たみたい。

111213_akaikawa
小田代橋の分岐から進んで最初の赤い川から、

111213_koutokuiriguti
光徳入口の鹿柵の所まで、全部幅広になりましたっ[E:happy01]

途中、ルート変更が一か所。

111213_kitasenjou_rootchange2
右側の細い2本が従来のもの。
中央の太いのが新設された幅広木道。

待避所の変化が一か所。

111213_kitasnejou_taihijo
…看板の前を広くしておいてくれると、ガイドがしやすかったのだけど…
奥の待避所前にも看板はあるんだけど、こっちの看板のが大きいし、話をしやすかったのに。。。
ガイドとしてはちょっと残念。

なんて事も多少はあるけれど、これで随分と歩きやすくなりましたとさ。

光徳入口の段差が解消できると、車椅子の方でも戦場ヶ原の散策が楽しめるんじゃないかしら…
なんて事を考えないでもないけれど、そうすると今度は駐車場が必要だし…

なかなか難しいね[E:think]

もうしばらくすると、またヘリによる搬出があると思うので、工事完了までもう暫し、通行にはご注意くださいな。

そんなこんなで、冬前に工事が無事完了しそうなので、今年は…
ダークベータが出現しなくて済むのかなぁ?
木道広くなっても、結局道具に使われるお馬鹿さん達で、奴が現れそうな気もするなぁ…

頼むよ、ホント。

しかし、すっごい久々に歩いた気がする[E:down]

…歩いた記事はこれが最後だ。危うく一月歩かないところだったとは[E:sweat02]

北戦場、木道工事開始

北戦場の木道工事が始まったみたい。

本日、三本松駐車場から
111028_sanbonmatu_kuuyu
資材をヘリで空輸し、

111028_kitasenjou_kuuyu
北戦場へ。

現在は、資材が戦場ヶ原に積んであるのみだけど、
111028_sizai
今後は、こんな風になるんじゃないかしら?
ただ、ここの木道は高い位置を通してあるから、階段とかが付くかも?

で、三本松で作業中の方に聞いたら、明日明後日はヘリ空輸無しで、月曜に再開だそうなので、この土日は通常通り使えるはず。

その、土日、いろは坂で通行規制があるのを忘れてないよね?
明日、明後日と中禅寺から明智平へ行くときは時間規制がかけられていて、10時~16時は行けないのでご注意を。

両方とも、詳細は以前書いた通りです

西ノ湖歩道通行止め解除のお知らせ

日光森林管理署より情報が入りましたので、お知らせします。

西ノ湖方面での間伐作業に伴う歩道通行止めが、明日(10月22日(土))より解除となります。

下記の通行止め区間が通行できるようになるという事です(りょ)。

Sai_r

※この件についてのお問合せ先

関東森林管理局 日光森林管理署 業務課 

電話:0288-22-1069

~~~~~~

だってさ

これでおおっぴらに行けるってもんだ♪

111019_akaiwataki
赤岩滝に。(^τ^)

111019_tosyou
とりあえず、水量はもう落ち着いていて渡渉自体は問題ないんだけど、石の並びが変わっていて、ちょっと距離が遠いんだ。
オイラがちょっと跳ばないとダメなくらい?
ホントはこんな河原で跳ぶべきではないんだけどね。

え?通行止めだっただろうって?
いやぁ、つくづく道ってのは重要だと思ったよ。
それが例え鹿道であったとしてもさ[E:bearing]

【重要】戦場ヶ原工事、国道120号線規制など

先日の小田代原南西部木道通行止めに引き続き、再びお知らせです。

お知らせ内容は以下4つ。
1.北戦場木道工事
2.三本松園地整備
3.10/25早朝 国道120号線イロハ坂通行止め
4.渋滞緩和社会実験

~~~

1.北戦場木道工事
10/11付記事の北戦場木道工事に関しての情報が入りました。
期日:11/10月下旬から12月中旬まで。
内容:通行止め措置は取られず、仮道を設定しそこを交互通行にするとの事です。
工事区間は光徳入口~光徳分岐手前の木道部分。
111012_kitasenjou_mokudoukouji
この区間を現在の複線の歩道から単線歩道に切り替えるための工事だそうです。

以下は勝手なイメージながら、青木橋付近の木道架け替え工事と類似の状態になるものと思います。
一般的な通行には大きな支障は無いと思いますが、団体同士が対面した場合にはかなりのタイムロスが生じると考えられます。
赤沼~光徳、または湯滝~光徳というようなスケジュールはこの区間を通りますので、行程にはご注意ください。

正式発表はこちら。
【お知らせ】戦場ヶ原自然研究路の木道工事について

(一部正式発表に無い内容が書かれていますが、内容は直接確認をとり、掲載許可を頂いたうえで記事にしています。)

2.三本松園地整備
期日:11/10/11~12月中旬
内容:現在、三本松展望台付近に
111015_sanbonmatu_tenboudai
ご覧のような通行止め規制がかけられています。
これも木道の改修工事の為だそうです。
通行止め区間は左の木道部分のみで、奥に進んだ茶店側の入り口から展望台までは利用規制がありませんので、ご安心ください。

併せて、11月上旬に2日ほどの間、三本松駐車場の整備が予定されているそうですが、こちらも利用に規制はかかるものの閉鎖ではありませんので、ご安心を。
「奥日光戦場ヶ原・三本松園地の工事のお知らせ.pdf」をダウンロード

3.10/25早朝 国道120号線イロハ坂通行止め
期日:11/10/25 5:00~6:30の間 (予備日 11/1)
内容:国道120号線第一いろは坂(下りイロハ)が通行止めとなります
早朝の時間故、利用される方は少ないと思いますが、早朝に行動なさる場合は十分ご注意ください。
「第1いろは坂(国道120号線)通行止めのお知らせ.pdf」をダウンロード

4.渋滞緩和社会実験
期日:11/10/29(土)~30(日) 10:00~16:00
内容:今年も、中禅寺地区で渋滞緩和社会実験が行われます。
今年は、明智平でのボトルネックによる渋滞の緩和実験のようです。
期間中、中禅寺地区から明智平へ向かうことが出来ません。
明智平ロープウェーは、いろは坂を登りながらでなければ利用できませんのでご注意ください。
「111029~30_中禅寺社会実験告知.pdf」をダウンロード

当面のお知らせは以上です。
行楽で日光・奥日光地域へお越しのさいは、ご注意ください。

【緊急】小田代木道 通行止め

おだ緊急のお知らせです。

小田代歩道の一部が、先ほど通行止めとなりました。
通行止めの期間は未定です。
111014_odasiro_tuukoudome
「111014odasiro_tuukoudomekokuti.pdf」をダウンロード

先日から幾度もお伝えはしていますが
111006_
この木道や展望台からここに至るまでの木道は増水で浮いています。
ここを歩行する際には、足元から木が軋む音が聞こえたり、これからの季節は木道の凍結の可能性があります。
そうした状況から通行止めの決定がなされたようです。

上図を見る限り、展望台から幅広デッキ北西端(写真奥)までの間が通行止めとなり、ハイキングの際は1002号線の弓張峠方向から迂回をすることになります。

最近話題の小田代湖の写真を撮りたい場合は…
110922_odasiro
展望台からのこの景色は撮れます。

111011_odasiroko
1002号線からのこの景色も撮れます。

111011_odasiro_nantai
図の範囲からなら、男体山をバックにしたこれも撮れるはずです。

が。

111006_odasiroko
日光連山をバックにした写真は撮影できません。

観光のハイシーズンに誠に残念ですが、安全のためご協力ください。

低公害バスの運行などに関しては、間もなく自然博物館ブログ「戦場ヶ原からこんにちは」が更新されると思いますので、そちらをご覧ください。(更新されました。111014_18:23修正)

まずは第一報まで。

・・・カメラマンの皆様。
小田代湖に落ちると、この先の季節は危険&笑いものになり、また大事なカメラは水没・破損の憂き目を見ることでしょう。
くれぐれも忍び込まないように。

朝っぱらから小田代湖

なんか、今朝はどこだかのTVで小田代湖の生中継が入ったんだって??

どおりで。。。

アクセスが跳ね上がるわけだ。

ならば、上げねばなるまいっ!!

最新の小田代湖状況をっ。

111006_odasiroko
残念ながら、今日は風があって水鏡になりづらく…
ズミの紅葉が鮮やかなんだけれど、そのズミは水中から屹立するという、一種異観。

111006_odasiiro_nansei
色彩的に美しいのは、小田代の南西側。

なのだけれど…

昨日の雨でまた水が増えたみたいで、
111006_odasiro_dekki_huyuu
幅広デッキでさえ水に浮いていて、人がちょっと歩いただけで木道が上下し波をかぶる。

っていうことは、早朝カメラマンお得意のスローシャッターは、かなり厳しい。

更に、この前応急的に通れるようになったはずの木道が…
111006_odasiromokudou_huyuu
再び、これもん。
行くときはしょうがないので、おばちゃんsに下がって貰って、木道を積み重ね辛うじて歩けるようにして行ったんだ。

では帰りはと言うと…

111006_odasiro_sagyou
よいさよいさ。

111006_odasiro_kasetuhodou
2時間程かけて笹の方に再設置。

111006_odasiro_2dangasane
更に沈みかけていた木道を2段積みにして、こちらも通行可能に。

(しょ)も言っているけれど、通行時には足元に十分注意し、譲り合って歩きましょう。

更に、早朝カメラマンにはオマケの注意が。

写真みればわかると思うけど、木道は濡れているんだよね。
この前、初霜初氷があったでしょ?
そろそろ、朝は木道が凍るぞ~~[E:penguin]

その他、本日の紅葉写真。
111006_konseitouge
金精峠付近。
日差しが来なかった…
赤みは鮮やかだけど、カラマツの色がまだくすんでいるなぁ。

111006_usagijima
山王林道、山王峠の北側。
赤みが目立ってきたな。

う~ん…
峠二つの雰囲気はこの頃と同じ感じかな?

111006_usagijima
湯ノ湖兎島
進みが遅いなぁ…

111006_yumoto
湯元温泉入口付近。
おおるり前の園地が華やかだ。

さぁて、明日は午前中しか使えないけど、どうしよっかなぁ?

竜頭上~高山~千手~西ヶ浜

というルートを歩いてきました。

特に異常は無いです。

以上!

なに?
ダメ??

明日は早起きしたいから早く寝たいのよ…

気を付けるとしたら…

1.熊窪に下る道の上に水が流れたみたいで、木道程度しか歩いたことが無い人だと、道が判りづらい?
110927_kumakubohe

2.西ヶ浜への道はもう水が引いているけれど、道が完全に流されて河原と化しているので帰路が判りづらい。
110927_nisigahama_hodou

3.西ヶ浜の浜辺には土砂や木材が堆積していて、踏む場所を間違えると際限なく沈んでいく。
110927_nisigahama_dosyataiseki

くらい?

110927_nisigahama
そんなこんなで、久々の西ヶ浜。

あ。
110927_yukimusi
雪虫、今年初見。
はやくね?

風雲小田代城

(110925_21:26投稿 110927_00:22 追記)

今日も日曜日。
なので、戦場・小田代の日。

本来は赤沼から小田代の東をぐるっと回って戻るコースなのだけど、チビッコもいるし、でもせっかくならば小田代湖も見せたいしで、低公害バスを利用して帰る変則コース。

いいじゃん、参加者全員の了承とったんだもん。

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ちょっとわかりづらいけど、戦場ヶ原のアチコチではこんな景色が。
…ホントにわかりづらいな。
笹が泥にまみれているのがわかるかなぁ?
湯川の増水が随分と広範だったのを物語っていて、結構ビックリ。
近々歩く人は、笹の汚れっぷりにも注意してみて。

110925_odasiroko
相変わらず見事な広がりっぷりを見せる小田代湖では、木道に這いつくばる人多数。

そしてアチコチから上がる声。

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小田代湖のカイエビ。
流石の博物館ブログ、閲覧者が多いこと。ちぇっ。

110925_kaiebi_oyogu
横倒しのイメージが強いけど、水中ではこんな感じみたい。
う~ん…ちゃんとした写真を撮りに行きたいな。。。

110925_kaisyuuzumi
9/22に水に浮いていた木道も安全に通れるようになっていて、今日のツアーも無事終了♪

しかけたのだけど、最後に罠が…

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…なんだこれは…
バス停はすぐそこなのに…

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9/22に見たときは、ちょっと浮いていたけど問題なかったじゃんっ!

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風雲たけし城かっちゅうの。

子供の体重だと木道は沈まず、大人の体重なら木道が沈んで地表に接するので歩行自体は問題ないんだけど、

110925_mokudoujou_suisin

沈んだ後の水深はこんなんで。。。
オイラの靴はもうボロボロなもんで、浸水されました・・・・

そんな次第なので、小田代湖の写真を沢山撮りたいとか、小田代を歩きたいっていう人は、長靴か最低でも防水性の高い靴をオススメします。

って記事を作ったけれど、先に(も)が記事にしてたね
ま、いっか。

管理者から連絡を頂戴しました。
上記展望台横の木道は9/26日中に安全な通行が可能になったそうです。
110926_tenboudai_yoko
但し。画像の看板にもあるように、

『滑りやすく揺れやすく、片側通行となるので譲り合ってご利用下さるよう、よろしくお願いいたします。』

とのこと。

大人の!皆さん、ご協力を。

小田代湖、過去最大級!!

後半戦行ってみよう~。

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逆川から入ると、土砂が流れ込んだ跡。

更に進んだ
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北戦場の足元には・・・

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ツルコケモモの実が美味しそうだこと。
特別保護地区じゃなけりゃぁなぁ。。。

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泉門池を抜けまして、

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目指すは小田代湖!

110922_odasiroko_kihujin
え??

110922_odasiroko
おいおい…

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このデッキの木道、1m位高さあるんだぜ?

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こ れ は っ ww

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木道に・・・

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乗れないww 沈むっちゅうねん!!

幸い、管理者さんが見に来てたんで、手は打ってくれるとは思うのだけどね。

110922_tenboudai
ほ~ら、展望台のこんな所にまで水が。

タイトルが以前と同じだって?

良く見なきゃ。

前回は、【小田代湖、過去最大級!?】
今回は、【小田代湖、過去最大級!!】

98年に小田代湖が出来たときには、木道が流されたとかって聞いたので、今回は疑問形ではなく、最大級。

なんでも、98年の大雨は県内にもかなりの被害を与えて、なんと!那須の牛が流されて海までたどり着いたのだとか(汗)

今回は大きな被害が無くて良かった。

更に赤沼を目指したのだけど、

110922_senjou_tenboudai_nukarumi
戦場ヶ原展望台付近、グチャグチャ。

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あんど、水たまりなんで、スニーカーは不適。

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更に湯川を遡り、

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草紅葉色づき始めた戦場を抜け、

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青木橋

110922_yugawa
湯川沿いを歩いて、湯滝、

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湯ノ湖へと。
この時、迷ったんだなぁ。。。
時間も時間だし、国道側を通ったのだけど、危険性があるとすれば西の山側。
時間も時間だから、既に誰か見ているだろうと思ったけど、誰も見に行ってなかったという。。。

そして事務所に帰着して…

110922_hosuukei
8時間歩き通し。
いやはや、久々に良く歩いた。

台風15号通過。遊歩道通行可。

いやはや、台風15号は見事に本州縦断。関東直撃。
皆様、被害ありませんでした??

こちら、奥日光は…思ったほど荒れなかったような…

でも、これから迎える三連休。遊歩道の状況は絶対的に必要。

そんなわけで、みんなで調べてきまして、その結果…大半が通行可[E:good]

その辺のまとめを博物館がやってくれたので、基本的にはそっち見て下さい。
奥日光地域歩道情報(台風15号関連)・・・通過後調査結果

調査に関わった皆様、まとめた博物館スタッフ。
大変お疲れ様でした。

こんな縁の下の努力を重ねてくれてるみんなを尻目に、オイラは気の向くまま足の向くままフラフラと(笑)

110922_karikomikohan
さぁ、ここはどこでしょう??
背後の山並みでわかるかな??

答えに行くよ?

答えは、刈込湖畔。
とんでもなく増水しちゃってさ、
110922_karikomikohan_kaidan
階段下りたら、もう刈込湖。

110922_dobinzawa_3
普段、雨が多くてもドビン沢って途中で伏流しちゃって、刈込に注ぐあたりは水が溜まってる程度なんだけど、今回はドウドウと流れ込んでご覧の有様。

だもんで、人が立てるのは、
110922_camper
このキャンパー達がいるあたり程度。
少人数なら休めるけど、大人数では休憩できそうもないや。

そう、キャンパーがいたんだよ。
110922_karikomi_camp
切刈湖は日光国立公園地内で、国立公園地内は指定地以外でのキャンプ・タープ設営は禁止されています。

とかって以前にさぁ!?
台風だよ?しかも強力な台風が関東直撃ってニュースでも散々やってたでしょ!?
なんでキャンプしてんのさ?
しかも沢の出口で。
切刈でテント張るってことは、この辺をよく知らないんでしょ?
ここが鉄砲水とか頻繁に出るような沢だったらどうすんのさ。

なんでも台風が来ることも知らず、やむなく途中から湯元に移動して宿泊してたらしいけど…

こんなの見ると、アウトドアブームってのも考え物だよなぁ、と思ってしまう。。。

その他画像たち。
110922_gensen
源泉と温泉寺との木道。
ここも水が溢れたみたい。

110922_ooruribosiyanma_2
そんな源泉で産卵中。
オオルリボシヤンマだとか。

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雨が降るたび、カスケードに変わる入口。

110922_hidarimakimaimai
オイラが奥日光で見かけるカタツムリ達は、いつも何故かヒダリマキ。
…イヤガラセか??

110922_kaidan
刈込に下る階段は流された砂だらけ。

110922_kiri_kari_sakai
いやいや、大増水だ。
ここは、切込と刈込との境目付近。
来たことある人なら、如何に水位が増大しているか判るはず。

110922_karenuma_mizutamari
涸沼にもチョビッっと水たまり。

110922_karenuma
手前のズミ以外はまだ紅葉の気配が無い。

110922_saku_taore
ここの柵って、こんなに倒れてたっけ??

110922_sasa
陽光に透ける笹が美しい。。。

なんて気をとられていると、

110922_senkutu
こんな洗掘に足をとられるので要注意。

110922_sakasagawa
逆川沿いも随分掘れたなぁ…

なんてあたりで、行程のおよそ半分?
後半に続く。